WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

早稲アカ(中2)の各テストの母集団

今回は、早稲アカ(中2)の各テストの母集団について記載します。

 

偏差値を見る上で、そのテストの母集団(どの様な生徒が受けているのか)を意識することは重要かと思います。今回は母集団について考えたいと思います。

 

 

早稲アカでは中2からTクラスとRクラス必修テストの内容が変わります。

 

【Tクラス】

必修テストはハイレベルテストになり、受ける生徒はTクラス生が中心となります。湘南ゼミナール等の他の塾の生徒も受験しますが、他の塾でも上位コースの生徒が中心のようです。

 

理科と社会のテスト内容はスタンダードテストと同じ内容になります。ただ、平均点や偏差値はハイレベルテストとして受けた生徒から算出します。(テスト内容は同じものの母集団が変わります。)

 

【Rクラス】

必修テストは中1から継続してスタンダードテストになります。

 

 

中2で受験するテストは、主に「必修テスト(ハイレベルテスト、スタンダードテスト)」、「難関チャレンジテスト」、「特訓クラス選抜テスト」「駿台中学生テスト」、「首都圏オープン学力テスト」かなと思います。

 

これらを完全に私見ですが、母集団が高い順番に並べてみると。。。(≠問題の難易度)

 

①ハイレベルテスト

②難関チャレンジテスト

駿台中学生テスト

④特訓クラス選抜テスト

⑤スタンダードテスト

⑥首都圏オープン学力テスト

 

かなと考えています。

 

【①ハイレベルテスト】

早稲アカ生が中心でTクラス生が原則受験すること、Rクラス生が受験しないことを考えると母集団としては明確に高いです。

 

乱暴に言うと、標準的なTクラス生が偏差値50ということです。

 

スタンダードテストの場合、偏差値60付近の生徒が多くなり、差がつかないことが多いですが、ハイレベルテストの得意、不得意でかなり差がつくものと思われます。

 

テストの相性もあるかと思います。

 

WINは中1のスタンダードテスト3教科では400人ぐらい掲載されていたと思いますが、ハイレベルテストは3教科ではこの母集団で偏差値60超の200人までの掲載になります。

 

【②難関チャレンジテスト】

難関チャレンジテストと駿台中学生テストの母集団は似たようなものかな。。。と思っていますが、難関チャレンジテストのほうが若干高いのかなと思いました。

 

上位層の違いというより、下位層が難関チャレンジテストのほうが少なさそうとの理由です。

 

お金がかかるということもあり、受験者数はそこまで多くはありません。Tクラスの対象テストですが、特訓クラス選抜テストと駿台中学生テストの後に来るので、既に合格した生徒が回避する傾向もありそうです。

 

ただ、問題は難しいことが多いので、Tクラスの対象テストとは言いつつ、回避される方も多いテストかなと思います。

 

超トップ層は、数少ない特待の権利を得るために受けていると思われます。

 

偏差値58以上を取ると、必勝ジュニアの権利を得ることができます。

 

【③駿台中学生テスト】

早稲アカ生は4~5割占めているテストです。どの塾でも比較的レベルの高い生徒が受験していると思いますので母集団としては高いはずです。

 

早稲アカ生の場合、Rクラス生が難関チャレンジテストよりも受けているイメージがあります。これはテスト実施日が難関チャレンジテストより前に来ることも影響していそうです。

 

偏差値58以上を取ると、必勝ジュニアの権利を得ることができます。

 

【参考:中学生テストの母集団】

https://www.sundai-net.jp/frog/wp-content/uploads/2021/02/sundaitest-Guidance.pdf

 

 

【④特訓クラス選抜テスト】

約3000人の早稲アカ生が受験するので、①②③のテストよりも母集団としては下がります。

 

特訓クラス選抜テストの平均点+30点ぐらいがTクラスの生徒の平均点です。(目安)

 

つまり、Bランクの前半~中頃がTクラス生の平均とみたほうが良いです。

 

このテストでS、Aランクを取ると、必勝ジュニアの権利を得ることができます。

 

ちなみにこないだの1月のAランクの基準点(3教科)の偏差値は60.1でした。(新中3のテスト)

 

【⑤スタンダードテスト】

中2からRクラス生が中心になります。月によって受験者数がかなり違いますが、明確に言えるのは、他塾の生徒も上位にかなり入ってきます。

 

これは早稲アカ生はTクラス生が受けなくなりますが、他塾では同じ生徒が引き続き受験しているからかなと思います。

 

そういう意味だと他塾のレベル高い層も受験しているので、その分、首都圏オープン学力テストよりも母集団としては高くなるのかなと思いました。

 

【⑥首都圏オープン学力テスト】

受けたことがないので明確に分からないですが、上記の理由でスタンダードテストよりも母集団としては下がるのかなと思います。

 

 

偏差値は母集団によって決まってくるので、母集団をイメージしながら偏差値を見たほうが良いだろうと思い記載しました。

 

(参考)

ハイレベルテストの偏差値表 - WinningTicket’s blog

スタンダードテストの偏差値を見て考えたこと - WinningTicket’s blog

ハイレベルテストの合格基準偏差値 - WinningTicket’s blog