今回は、開成高校から東京大学と、大阪の文理学科から京都大学・大阪大学・神戸大学・大阪公立大学の受験者数について記載します。
色々な高校の大学実績から、その高校の実力?!は分かってくるのですが、背景にある受験者数というのは滅多に公表されていないのが現状です。
受験者数を公表するのが難しいというのは分かりますね。高校サイドからするとメリットはなさそうに思います。
今年、北海道の札幌南高校が現役の受験者数も公表しています。国公立の前期日程は293人受験して154人が合格しています。北海道大学(前期日程)は96人受験して、49人が合格、東京大学はなんと19人受験して16人合格しているのが分かります。
年によって公表・非公表を分けているので、公表したくない年もあるのかもしれません。
今回、AIを使って2つの受験者数をシミュレーションしてみました。
①開成高校は東京大学に何人受験しているのか?
②大阪の文理学科の高校は京都・大阪・神戸・大阪公立に何人受験しているのか?
①開成高校は東京大学に何人受験しているのか?
開成高校は比較的詳細に大学実績を公表しています。合格者数だけでなく、進学者数が分かります。
今年、卒業生が412人で、東大に現役で143人合格しました。これは素晴らしい人数かと思います。開成高校の合格実績をAIに読み込ませてシミュレーションしました。
結論

幅がありますが、下限(最小)で283人、中心(本命)が298名、上限(最大)で312人ということでした。
中心(本命)が298名で、その場合の合格率が47.7%ということです。東大の受験者数を公表している高校はほとんどありません。昨年、毎年多くの東大合格者を出している東京某A高校が詳細な大学実績を間違って公表しましたが、その合格率もAIに読み込ませましたので、それに影響を受けているかもしれません。
東京某A高校の合格率から判断するに、47.7%というのはそんな外していない数値かなとも思っています。開成高校の場合、東大を目指す生徒は多い印象で、東京某A高校よりも合格率は下がりそうです。今年は実績が良かったこともあり、例年よりも合格率は高かったと判断しての47.7%は妥当な範囲と思いました。
以下に使った情報等を記載します。
中心298人の算式



基本的な考えは、このシミュレーションに私立大学の実績は全く使わず、東京大学を受験できない大学にどれだけ合格しているのか?その中には不合格者もいるはずなので、それも加味して算出したものとなります。
②大阪の文理学科の高校は京都・大阪・神戸・大阪公立に何人受験しているのか?
文理学科の受験者数は、重本先生が2校(豊中、大手前)についてブログに書いています。プラス、生野高校が公表しています。また、参考値として過去の北野高校の数値(重本先生ブログ)も使用しました。
それ以外のインプット情報として、
・共通テストの6教科8科目受験者得点8割以上の人数、割合
・京都、大阪、神戸、大阪公立大学の現役合格者数
を使っています。共通テストの情報は以下から取っています。
令和8年度 大阪府グローバルリーダーズハイスクール評価審議会/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
結論

豊中、大手前、生野は数値が分かっているので、「実測」となっています。それ以外は類推で、信頼度が低はほとんど参考にならさそうです。今回のインプットだけでは求まらないということですね。
一番右側の列「京阪神合計(前期)モデル下限 / モデル中心 / 前期物理上限」が今回の情報では重要です。下限、中心、上限とありますが、上限の数値がかなり大きくなっています。これだけの情報だと特定が難しいということでしょう。ここに大阪公立大学が入っていないのは中期・後期日程もあり、シミュレーションするのが難しいと理解しています。
結構複雑なのでインプット情報は省きますが、合格者の後ろにはそれ以上の不合格者がいそうだということは分かります。なかなかシビアであることは分かるのではないでしょうか。


























