WinningTicket’s blog

娘の大学受験(2028年)に向けた記録です

駿台全国模試(高1)の結果から分かること?!

今回は、駿台全国模試(高1)の結果から考えたことを記載します。

 

6月に駿台全国模試(高1)があり、最近結果が出ました。

 

娘(高1)は受験しませんでしたが、Xやブログで色々な方の成績を見ていて以下のことに気づきました。

 

(気づいたこと)

①中学時代の駿台中学生テストの偏差値と大きく変わらなかった人が多い。

②高校の平均点の偏差値が、駿台中学生テストでの合格ラインの偏差値に近い。

 

 

上記2つを見ていきます。

 

①について

-中学時代の駿台中学生テストの偏差値と大きく変わらなかった人が多い。

 

同じ駿台のテストとは言え、母集団はそれなりに異なるのかな。。。と思っています。

 

駿台中学生テスト(中3)

→中3だと一番受験者数が多い8月で約6000人、少ないと2000人以下となります。基本的には難関国立私立高校を志望している人が多く、中高一貫生の受験はかなり少ないと思われます。

 

駿台全国模試(高1)

→今回6月の受験者数は約16500人。高校受験のない中高一貫校組も参戦しています。高校受験の上位校で学校受験している高校もあり、初めて駿台を受ける方も多そうです。

 

母集団はそれなりに異なるはずですが、結果的に同じような母集団のレベルとなっていると感じました。

 

私が観測したのは限定的ですが、駿台中学生テストで偏差値70以上取っていた方、約60だった方、約55だった方、約50だった方等々、大きく変わらなかった。。。という感想でした。

 

変わらなかったとつぶやいていない方も、公開している成績と、合格した高校から推測するに、確かにほとんど同じだったのでは?という感じでした。

 

これは興味深いな。。。と思います。

 

 

②について

-高校の平均点の偏差値が、駿台中学生テストでの合格ラインの偏差値に近い。

 

 

上記は全体、日比谷高校、ある中高一貫校の平均の比較です。

 

日比谷高校は今回は全体の約8割の生徒が受験したと思われます。「ある中高一貫校」は名前は記載しないですが、3教科の合計が日比谷高校を超えているからも分かる通り、かなりの高校で、ほぼ全生徒が受けていると思われます。難関10大学+国公立医学科に卒業生の約半分が現役で進学する学校です。

 

上記で日比谷高校の合計点(3教科)の偏差値は62となっています。駿台中学生テストの偏差値を見ると、確実ラインが64.4、可能ラインが59.6となっています。(5教科の偏差値ですが。。。)

 

https://sundai-test.jp/documents/references/2025/misc/2025-06-passing-marks.pdf

 

日比谷高校以外の高校でも、駿台中学生テストの合格ラインの偏差値約55の学校、約46の高校で、駿台全国模試の学校平均点に対する偏差値がほぼ同じでした。

 

もう少し言うと、確実ラインよりは下で、可能ラインよりは確実ラインに近い。

 

その高校に合格した生徒は、普通は確実ラインを超えている生徒が多いはずですが、昔の記事に書いた通り、駿台中学生テストの確実ラインは普通より高い数値になっていることもあり、駿台中学生テストの合格ラインの偏差値と駿台全国模試の学校平均点に対する偏差値がほぼ同じでもおかしくないのかなという感覚です。

 

上の表の数値を見ると、日比谷高校の英語の平均点がかなり高いです。全体平均より40点近く高く、「ある中高一貫校」よりも20点近く高いです。「ある中高一貫校」も公立トップ校の平均ぐらいの点数なのかなという印象です。

 

逆に数学が「ある中高一貫校」の方が高いのは面白いですね。数学は中高一貫校の方が高いんでしょうね。。。

 

 

話しが脱線しますが、今回の駿台全国模試を受けてショック?!を受けた生徒はかなりいるものと思われます。

 

各教科200点満点、3教科600点で、平均点が245点。。。高校受験上位校の生徒でも標準問題を中心に解いていた方はかなり苦戦したはずです。

 

英語の平均点は72.2点ですが、40~59点の層が一番多くなっています。今回受けた生徒のほとんどの生徒は、英語の高校入試の標準問題であれば偏差値60以上は取っていたと思われ、そういう生徒でも200点満点で60点以下となっています。。。

 

ただ、この時期に自身の位置がどの様なものか把握できるのはすごく意味があるなと思っています。今まで分からなかった大学までの距離がなんとなく分かるのですから。

 

 

以下は、今回の駿台全国模試の合格基準偏差値です。

 

 

判定は以下のようです。

 A判定:合格可能性80%以上
 B判定:合格可能性60%以上
 C判定:合格可能性40%以上

 

今まで書いてきた①と②を踏まえると、少し乱暴かもしれませんが、駿台中学生テストの偏差値を上記に当てはめても、大きくズレた話しでもないということになります。

 

今回受験した高1だけでなく、現在、駿台中学生テストを受けている中学生も夢を?!見られそうです。

 

勿論、大学受験は大学や学部によって教科の配点も違いますし、そもそも3教科で正確な判定はできませんが、現時点で上記の偏差値の場合、「その時の成績としては可能性のある位置にいる」と判断できそうです。

(東京科学大・一橋大が62でA?!、東京大学文二が59で40%もある?!と思うことはあるものの。)

 

学力は同級生(+浪人生)との戦いなので、これを維持できるように頑張る必要がありますが、その時の評価としては素直に受け取っても良さそうです。

 

これをベースに、いかに志望校に合わせにいけるかの勝負になりますね。

 

今回の駿台中学生テストと似通った傾向というのは徐々に崩れていく可能性が大きそうですが観測できる範囲で追いかけてみたいと思います。

 

 

集団塾と個別指導塾の連携

今回は、集団塾と個別指導塾の連携について記載します。

 

少し前に、塾の湘南ゼミナールが、早慶附属高コースの校舎を新規開校すると発表しました。

 

www.shozemi.com

 

まずは自由が丘駅前校と成城学園前校の2校舎から開始するようです。

 

元々「難関国私立高受験指導」コースはあり、正直目新しさは感じないのですが。。。

 

www.shozemi.com

 

以下の記事に早慶附属高コースを作った経緯や内容が記載されています。

 

www.asahi.com

 

↓↓↓↓↓↓----------------------------------------

・一番の特色は、小学生のうちに先取りで中学範囲に踏み込んで、英数国の3科を指導すること。これが骨格になっています。

・「小学生から先取り指導で早慶高・難関高を目指す」というコンセプトは、中学受験指導をメインとする大手塾ではなかなか持ち得ません。

・5年生になると後半から中学数学領域に入って、小学校の残り1年半で代数領域は一度終わらせます。

・英語は5・6年生の2年間で、英検®3級合格講座を行い、中学校の英語を学びます。優秀な生徒さんは準2級にも挑戦できます。

・中学受験よりも高校受験の方が、早慶に入りやすいと言えます。難関高校受験は中受合格組が抜けており、公立トップ高校を目指す生徒も多くいることから、早慶をはじめとする難関高校の受験者は、意外と限られています。

↑↑↑↑↑↑----------------------------------------

 

昨年、塾のスクール21が難関国私立高校受験コースを開校したり、高校受験の難関国立・私立向けが狙い目?!と参入してきていますが、なかなか目新しさを出すことは難しく、すぐ実績を出すことは難しいように感じます。

 

結局、可能性のある生徒をどれだけ囲い込めるかが大事で、保護者や生徒に選んでもらうのは想像以上に難しいはずです。

 

湘南ゼミナールが設置する自由が丘にはサピックスの中学部が、成城学園前には早稲アカのKコースがあり、競合が既に校舎を展開しています。

 

 

。。。ということを考えていた時に、昨年秋のことを思い出しました。

 

塾で娘と通常授業を受けていた生徒の保護者が、塾の先生に「うちの子、数学がかなり辛い状況にあるので、個別指導塾に通わせようと考えていますがどうでしょうか?」と質問をしていました。塾の先生は、困った顔をしながら、「今の授業があり、さらに個別指導塾に通うのは厳しいと思うので。。。」と答えていました。

 

早稲アカは集団塾が中心ですが、最近は個別指導塾の校舎を増やしている印象です。ただ、集団塾と個別指導塾は別々の形態であり、シナジーがあるようには感じません。

 

他にも高校受験塾だと臨海セミナー、湘南ゼミナール、大学受験でも駿台予備校、河合塾は集団塾に加えて個別指導塾(部門)を持っていると思いますが、早稲アカと同様なのかなと思っています。

 

特訓クラスにいて上位校を目指している生徒であっても3教科とも十分な成績を残している生徒はそこまで多くなく、娘の国語のように1教科がネックになっている生徒は多い印象です。

 

その様な時に、集団塾と個別指導塾が一体となって運営されていれば、例えば集団塾の授業を休止して個別指導塾へ移り、目処がたてばまた集団塾に戻ってくるといったことが臨機応変にできそうです。

 

実際は言うのは簡単なものの、実現するにはかなりのハードルがありそうです。少なくとも同じシステムを使った運営は必須かなと思います。塾の運営は結構アナログなことが多く、そのままだと難しいでしょう。

 

今後、塾の世界で差別化をしていくにはこの集団塾と個別指導塾の連携は必須のように感じます。

 

個別指導塾だけで3教科学ぼうとすると、塾費用がかなりかかりますからね。。。教科によって集団塾と個別指導塾を併用できれば個別指導塾だけよりも費用は抑えられそうです。

 

今回の湘南ゼミナールは、個別指導塾も持っているようですが、24校舎で神奈川のみと数としてはかなり少なくみえます。湘南ゼミナールスプリックスという会社の配下にあり、同じスプリックス配下に、個別指導で絶好調の森塾があります。

 

例えば湘南ゼミナールと森塾の連携を強化し、生徒の状況にあった塾や講座が提案できれば塾としての可能性が大きく広がりそうです。(理想です。)

 

スプリックスの決算説明資料を見てもそういうことに対する言及は今のところなさそうです。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7030/tdnet/2610779/00.pdf

 

 

塾業界の広がりとして今後に期待したいと思います。

 

 

もうすぐ夏休み(高1)です

今回は、娘(高1)の最近について記載します。

 

定期テストが終わり、今週で1学期が終了となります。経過するのは早いですね。。。少し前に?!入学式があったはずですが。。。

 

1学期は今のところ1日も休まず、家で友だちのことも少し話してくれるので、毎日学校生活を楽しめていることは分かります。

 

部活は週3回ほど、部活がない日は友だちとファミレスに寄ったりしています。先週は、私から7000円を奪って?!帰りにミセスのPOP-UP STOREに行ってました。

 

高校に入るまで電車に乗った経験はかなり少なかったのですが、今では逞しくどこにでも行けるようになりました。

 

 

先日、高校では保護者会があり、私も参加してきました。他の保護者の方々と話しをし、改めて娘は真面目だな。。。と思いました。

 

普通は多少の反抗期がありますよね。「定期テストの結果を一切見せてくれない」とか、「毎日朝早いのになかなか早く寝てくれない」とか、「勉強をしてくれない」とか、こんなことは普通だと思いますが、娘に関してはこの様な悩みは今のところ全く発生していません。

 

いつも23時に寝ると言ったら。。。他の保護者の方は驚いていました。。。普通は夜更かししますよね。

 

 

昨日は塾の選抜テストを受けてきました。

 

国語は現代文はなく、古文・漢文だけで、塾では取り組んでいないこともあり、合格点は無理だ。。。とのこと。まー9月以降も受講はしないので合格しなくても良いのですが。

 

受講している英語と数学の感触は、そこまで悪いものではないようですが、合格点は難しいかも。。。ということです。。。

 

娘が言っているだけなので本当かどうか分からないですが、英語は一発合格する人は毎年多くないということです。

 

数学は、ここで上がらないと、進度的に高2の終わりまで上がれないので、最低でも補欠の40点を取って欲しいなと思います。

 

補欠の点数(40点)の場合、8月に追加のテストで80点以上取れば大丈夫です。

 

 

。。。とこれを書いている時に、娘が来て、9月からクラスが上がる前提?!で夏期講習を受講することになりそうです。今のクラスの授業も恐らく受けるので、単純に6日ほど塾に通う日が増える計算となります。。。

(上のクラスはもう数Ⅱ、数Bに入っているようで、夏期講習を受講しないと仮に9月からクラスが上がっても大変だから。。。という理由のようです。そう言えばまだ数Ⅱ、数Bの黄チャートは買っていなかった。。。)

 

ただ、その分(約4万円)の講習代は請求されないと思われ、ありがたく?!受けさせていただこうかと思いました。これでもしクラス上がれなかったら。。。申し訳ないのですが。。。

 

 

夏休みが近づくにつれ、夏休みにやることが徐々に分かってきました。思った以上に学校や塾に行くことになりそうです。

 

部活動は、夏休みの前半と後半はほぼ毎日あり、秋の文化祭に向け、今から準備に気合が入っていること、塾の夏期講習が15日→21日あり、塾の夏の課題があり、高校の課題もかなりあることを考えると、果たして自学がどこまでできるのかしら。。。と早くも考えていた学習計画が狂いそうです。。。

 

まーまだ高1なので、高校生活中心でも良いのですか。娘はどちらかと言うと肌は白い方で、昨年は塾に籠っていたこともあり、今年は夏らしく少しは日焼けして欲しいなと思います!

 

 

早稲アカの中3生は、夏は400時間勉強(塾の授業含む)が合言葉ですね。頑張ってください!

 

早稲アカのメールによると、高1は300時間勉強(学校や塾の授業含む)が目標だそうです。。。やけに多いな。。。(高3は600時間が目標だそうです。。。)

 

 

大阪の文理学科志望者の英検取得推移(令和7年度入試)

今回は、大阪の文理学科志望者の英検取得推移について記載します。

 

昨日、令和7年度の大阪の入試結果が公表されました。

 

www.pref.osaka.lg.jp

 

一昨年、昨年も同じタイトルでブログを書きましたが、個人的な興味から。。。今年の情報でアップデートしたいと思います。

(この様なブログは時が経過してもX等で使用できるので。。。)

 

47都道府県の高校受験で、大阪が一番英検を活用していそうです。英検2級以上取得していると、入試の点数が何点であっても一定の点数を保証してくれるのは非常に安心感があります。

 

それによる弊害もありそうですが、大阪の文理学科で戦う場合、少しでも有利にもっていくために英検を必ず取得する。。。という気持ちも分かります。。。

 

 

英検準1級以上保持していれば、英語は満点にしてくれます。2級であれば80%の72点保証してくれます。(大阪は満点が90点)

※厳密に言うと、上記の通り英検とは限らないのですが、ほぼほぼ英検だろうということで、ここでは英検と記載しています。

 

令和10年度(=2028年度)入試からルールが変わります。英検準1級以上で90%の81点、2級であれば70%の63点の保証となります。

 

相対的に英検2級の優位性が小さくなります。C問題の難易度がそこまででない年だと63点では心許ない?!かもしれません。

 

 

文理学科の高校を中心に、平成30年度から今年度まで並べてみてみたいと思います。

 

 

【志願者の内、英検2級以上を保持している生徒の割合】

多くの高校で最高の割合を記録しています。北野高校はなんと96.8%まで上昇しています。志願者407人中394人が英検2級以上を持っていました。保持していない人がレアとなっています。

 

茨木と天王寺も90%が見えてきました。上位の割合の高校は伸びましたが、下位の割合の高校は数字を落とす結果となりました。

 

下位の割合の高校が落としたのは少々意外なことです。文理学科の中でも今まで以上に二極化し始めているのでしょうか。

 

 

これをグラフにしてみました。

 

 

さすがに伸びは鈍化してきています。今の順番はそこまで大きく変わらないのかもしれません。

 

 

【志願者の内、英検2級以上を保持している生徒数】


文理学科の合計人数が。。。昨年と比較して減少しました。文理学科で3000人を超えて、この辺が上限になるのでしょうか?!

 

 

次に英検準1級以上でも見てみたいと思います。

 

【志願者の内、英検準1級以上を保持している生徒の割合】

さすがに準1級以上のハードルは高いことが分かります。(そりゃそうですよね。)

 

ここまで加熱している大阪でも準1級はそこまで多くないことが準1級の難しさを表しているのかなと思います。

 

これもグラフにしてみます。

 

 

さすがの北野高校の割合は年々増えています。それ以外はまだまだ少ないので安心しました?!

 

【志願者の内、英検準1級以上を保持している生徒数】

 

 

北野高校は47人ですか。1学年に47人という数字を見ると多く感じます。都立日比谷高校は、下記記事によると約2割が帰国子女ということで、もしかしたら50人以上の取得者がいるのかもしれません。

 

reskill.nikkei.com

※全部読むのには会員登録が必要です。

 

 

文理学科全体で98名なので、来年には100名を突破しそうです。

 

 

令和6年度「英語教育実施状況調査」の結果を見ると、大阪の場合、中3で英検を受検したことのある生徒の割合が

 

 大阪市:84.5%

 堺市:33.9%

 大阪市堺市以外:43.9%

 

と、かなり差があることが分かります。この辺の事情が分かっていないですが、地域によって差があることが分かります。

 

実際に英検3級の資格を取得している生徒の割合は、

 

 大阪市:48.9%

 堺市:23.8%

 大阪市堺市以外:27.3%

 

と、こちらもかなり差があります。ちなみに大阪市よりも上なのは、78.8%の福井県と、78.3%のさいたま市、57.0%の横浜市だけです。

 

https://www.mext.go.jp/content/20250623-mxt-kyouiku01-000042425_4.pdf

 

 

久々に大阪の府民の声のページで「英検」で調べてみました。不満?!に思っている保護者の方は多いようです。。。

 

府民の声 公表(一覧)/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]

 

 

(参考)

winningticket.hatenablog.com

 

winningticket.hatenablog.com

 

 

 

高校で英語が伸びる都道府県 -英語教育実施状況調査から

今回は、英語教育実施状況調査から、高校で英語が伸びる都道府県 について記載します。

 

※今回の内容は。。。少しわかりづらくなっています。。。すみませんが。。。

 

先日、文部科学省から令和6年度「英語教育実施状況調査」の結果が発表されました。

 

www.mext.go.jp

 

この調査が発表されると、例年、さいたま市が中3の英語力1位、福井県が中3の英語力1位。。。といった内容で報道されますね。

 

文部科学省がこの調査で中3生と高3生の英語力を測定していることもあり、国にとっては重要な調査なのでしょう。

 

 

中3生で英検3級相当の学力のあるのは52.4%、高3生で英検準2級相当の学力のあるのは51.6%との結果でした。これを3年後の令和9年度に60%とするのが目標のようです。

 

「中3生で英検3級相当の学力のあるのは52.4%」と「高3生で英検準2級相当の学力のあるのは51.6%」で、ほぼ同じ数字となっています。

 

かなり乱暴に言うと、中3生で英検3級レベルだった生徒が、3年後の高3生で準2級レベルになっていると言えそうです。

 

うん?!英検サイトで各級のレベルを見ると、3級は中学卒業程度、準2級が高校中級程度となっています。普通に考えると、準2級は高2の中頃レベルと言えそうです。

 

高校3年で約1.5年分の進歩しかしないのかしら。。。と。。。

 

 

 

。。。という疑問から?!、高校で英語力がどの程度伸びているのか見てみたいと思います。

 

具体的には、今年度の高3生の結果と、この高3生の3年前の結果(中3生時の結果)を都道府県別に比較してみたいと思います。

 

この調査は、「全ての公立中学校、高等学校(義務教育学校中等教育学校を含む)」となっている通り、高校で私立や国立へ進学する生徒は入っていません。そういう意味だと厳密には比較できないのですが、そこは無視します。

 

(比較結果)

 

注目して欲しいのは太字の赤字部分です。

 

「高3の英検準2級相当の学力があった生徒の割合」-「中3の時の英検3級相当の学力があった生徒の割合」の大きい順に順位をつけています。

(≒高校時代に大きく英語力が伸びた順番に順位をつけています。)

 

※項目説明

・「中3・①生徒数」:中3時の生徒数

・「中3・A1(3級)・②人数」:中3時に英検3級レベルだった生徒数

・「中3・A1(3級)・③割合」:中3時に英検3級レベルだった生徒の割合

・「中3・A1(3級)・順位」:上記「③割合」の高い割合順の順位

・「高3・④生徒数」:高3時の生徒数

・「高3・④-①」:高3時の生徒数-中3時の生徒数

  ※私立高校等へ進学された生徒が入っていないので減っています。東京や大阪は私立へ進学する生徒が多くなっています。

・「高3・④/①」:高3時の生徒数÷中3時の生徒数

・「高3・A2(準2級)・⑤人数」:高3時に英検準2級レベルだった生徒数

・「高3・A2(準2級)・⑥割合」:高3時に英検準2級レベルだった生徒の割合

・「高3・A2(準2級)・順位」:上記「⑥割合」の高い割合順の順位

・「高3・A2(準2級)・⑥-③」:準2級の割合-3級の割合 ※緑色部分

・「高3・A2(準2級)・順位」:上記「⑥-③」の高い割合順の順位 ※緑色部分

・「高3・B1(2級)・人数」:高3時に英検2級レベルだった生徒数

・「高3・B1(2級)・割合」:高3時に英検2級レベルだった生徒の割合

・「高3・B1(2級)・順位」:上記「B1(2級)・割合」の高い割合順の順位

 

 

表が大きくなってしまったので一部抜粋しながら見てみます。

 

(高校で伸びた都道府県)

この10都道府県は、中3時と比較すると、高校で割合を大きく伸ばした都道府県です。

 

1位の佐賀県は中3時の3級レベルの生徒の割合が最下位だったものの、高3時の準2級の割合では24位とかなり順位を上げています。

 

この様なことは話題になりませんが、評価されて良い結果かなと思います。

 

2位の静岡県は中3時は39位で、高3時は9位と、3位の富山県は中3時は25位で、高3時は4位とかなり順位を上げています。この2つの県は2級の割合でも上位に入っています。

 

9位の鳥取県は準2級では17位も、2級は44位とかなり差が出ています。準2級で諦める?!生徒が多いのかしら。。。

 

 

(高校で伸びなかった?!都道府県)

ワーストは福井県となりました。中3時の順位が良かったものの、高校で順位を落とした都道府県が入っています。

 

福井県は中3時に圧倒的な割合を残していることもあり、高3時の準2級と2級の割合では全国1位なものの、数値上はかなり落ちています。

 

私の住んでいる埼玉が43位(ワースト5位)です。公立高校の英語教育がそこまで良いものではないのかしら。。。

 

 

中学は義務教育もあり文部科学省がコントロールしていると思いますが、高校はそこまでコントロールできていないのかなと想像します。

 

今回の内容は分かりにくかったと思います。。。が、この様な比較も文部科学省に期待したいところです。

 

定期テスト(高1・1学期)の結果

今回は、娘(高1)の1学期の定期テストの結果について記載します。

 

全教科返ってきました。今回、学校から帰宅すると、すぐ答案を見せに来てくれました。

 

あれ?中学の時よりも積極的に?!持ってきてくれた気がします。。。

 

定期テストの順位は出ない?!ようなので、立ち位置はよく分かりませんが、ぼかしながら記載したいと思います。

 

【テスト結果】

英語(コミュ):平均点+1~9点

英語(論理・表現):平均点+10点以上

数学Ⅰ:平均点+1~9点

数学A:平均点+10点以上

国語(現代文):平均点ー1~9点

国語(古文漢文):平均点

理科:平均点+1~9点

社会(歴史):平均点ー10点以上

社会(地理):平均点+10点以上

情報:平均点+10点以上

家庭:平均点+1~9点

保健:平均点+1~9点

総合:平均点+10点以上

 

学年の平均点を切ったのは赤字の2科目だったので、マズマズの結果でしょうか。

 

同級生の合格体験記を見ると、中学時代の定期テストで学年1位を取っている生徒もそれなりにいそうなことを考えると良かったかなと思います。

 

全部ではないですが、問題・解答を見た感想を残しておこうと思います。

 

【英語(コミュ)】

教科書の英文を覚えている人が点を取れるテストだったようです。そう考えるとそこまで覚えていなくて?!平均を超えていれば、それはそれで良いのかなと思ったりもします。

 

【英語(論理・表現)】

変な間違いもありますが、平均点よりそれなりに上で良かったです。これからも英語(論理・表現)にはこだわって欲しいなと思います。

 

【数学Ⅰ】

証明を落としていましたが、黄チャートにも普通に掲載がありそうな問題だったので聞いたところ、「忘れてしまった。。。」ということでまだまだだな。。。と思いました。繰り返し学習が必要です。

 

【数学A】

9割は解けていたのですが問題の難易度を考えるともう少し取って欲しかったところです。

 

【国語(現代文)】

平均点に届かなかったですが、平均に近かったので十分でしょう。

 

【国語(古文漢文)】

全教科で平均点が一番悪かったようで、解答を見るとかなりの問題数だったことが分かりました。平均点ということですが、現代文を考えると古文・漢文の知識はしっかり身に付けて欲しいです。

 

【社会(歴史)】

今回の定期テストで娘が一番時間をかけた教科です。その成果が出ませんでした。。。範囲がかなり広かったようですが、覚えられなかった。。。とこぼしていたので、苦手意識がありそうです。次回に向けて修正が必要そうです。

 

【社会(地理)】

元々娘は地理は好きだったのですが、ハイレベルテストの社会等々、そこまで取れていなかったこともあり、高校内での立ち位置が心配だったのですが、平均点+10点以上だったのは良かったです。歴史がその点数を打ち消してしまっていますが。。。

 

【情報】

類推にはなりますが、順位で見たら全教科で一番良かったのでは?と思います。2進数が分かれば問題ないとテスト前に言ってましたが、娘にとってはそこまで難しいものではなかったようです。

 

 

次回は今回の反省を踏まえて取り組めれば、そんな悪いことにならなさそうであることは分かりました。

 

ただ。。。それなりに定期テスト勉強にかなり時間はかけましたけどね。。。逆にかけないと点数が取れない可能性が高いということですね。。。

 

 

娘(高1)に夏休みに勉強して欲しいこと

今回は、娘(高1)に夏休みに勉強して欲しいことについて記載します。

 

高校1年で取り組むことは、定番の?!「暗記」ですね。

 

来年、受験学年の再来年に向けて、今の時期は覚えられるだけ覚えるのがセオリーということで、娘もその方針に乗って欲しいと思います。

 

【英語】

英単語・英熟語が中心となりますが、娘に任せると、なんとなく覚えて。。。で終わってしまう気もするので、何か考えたいと思っています。

 

目標を定め、夏休み中にそれをクリアする形にしたいです。そのために私も何かやろうかしら。。。

 

英検準1級の勉強や、精読も。。。でしょうか。あまり欲張らず。。。

 

【数学】

全教科で、何も言わなくても娘が一番自主的に取り組む教科なので、あまり何も言うつもりはないですが、まずは。。。高校受験で言う、特訓選抜をクリアしてクラスを上げたいところです。

 

(テスト範囲)

数ⅠA:展開・因数分解、二次関数、三角比の基本性質、集合と論理、場合の数・確率、整数

 

60点以上が合格で、もし40~59点であれば補欠合格で、その時は追試試験で80点以上取れば上がれるようです。

 

今の塾のクラスの数学は、娘にとっては余力がありそうで、負荷をかける意味でも。。。

 

娘の場合は文系の可能性も高く、それを考えると数学をハイペースで進める必要もないのですが、余力があれば頑張って欲しいところです。数学の場合、なかなか身に付きにくいかなと思うので。

 

【国語】

古文単語が中心でしょうか。娘の場合、現代国語が怪しいので、暗記物はしっかりと身に付けることが大前提となります。

 

これも英単語と同様、なんとなくで終わってしまう可能性があるので、なんとかある程度身に付けられるような仕組み?!を考えたいところです。

 

国語は塾で受講していないですが、特訓選抜を受けようと思います。

 

(テスト範囲)

古文(文法は助動詞まで含む)、漢文(句法は訓読の基本・否定・禁止・疑問まで含む)

 

これって。。。範囲がイマイチ分からないですが、高校の定期テストが終わったら少し取り組んでもらおうと思います。

 

 

昨年の夏は自習室に籠って、勉強に多くの時間を使いましたが、高1、高2はほどほどで過ごして欲しいなとも思います。

 

 

高校生の場合、通学定期を購入されている方が多いと思いますが、何ヶ月の定期購入するのが多いんですかね?!

 

娘の場合は、夏休みもそれなりに学校や塾に行くかなと思い、6ヶ月定期を購入しました。

 

もしほとんど学校に行かなかったら無駄?!になりますが、そんなケースは少ないですかね。。。