今回は、スタンダードテストの偏差値表を見て考えたことを記載します。
ハイレベルテストとスタンダードテストの偏差値表を塾からもらいました。
スタンダードテストの偏差値表を見ると、よくある一般的な偏差値表だなと思いました。
偏差値70以上(合格率80%)の高校を抜粋すると、
(5教科入試)
(3教科入試)
難関校が並んでいますね。
これを見て、ふと思いました。
「スタンダードテストを受けている生徒で上記偏差値を獲得している生徒がどれだけいるのか。。。と。」
早稲アカでは、2年からスタンダードテストはTクラス生は受験しないので、Rクラス生が中心で受験していますが、昨今の受験結果を考えると、Rクラス生から上記の高校に合格する生徒さんはほとんどいないのかなと思います。(公立除く)
もし上記偏差値に該当する生徒が多ければ違和感がありますし、多くないのであれば実態にかなり近いということかなと思いました。
そこで毎月発表されている成績優秀者の偏差値を見てみました。
(本来は中3のテストの偏差値で見るのだと思いますが、娘が中2なので中2の結果を見ています。)
※下記数値(人数)は類推になります。
(4月)
3教科:偏差値70以上の生徒は数名
5教科:偏差値70以上の生徒は10名程度
(5月)
3教科:偏差値70以上の生徒は約20名
(6月)
3教科:偏差値70以上の生徒は数名
5教科:偏差値70以上の生徒は数名
(7月)
3教科:偏差値70以上の生徒はなし
(8月)
3教科:偏差値70以上の生徒は10名以下
5教科:偏差値70以上の生徒は30名ほど
月によって異なりますが、スタンダードテストで難関校の合格率80%を取得している生徒はかなり少ないことが分かりました。
これはかなり実態と近いのではないでしょうか。
普通のテストの場合、テスト受験者の中に難関校も受かる生徒が含まれているケースが多いはずですが、スタンダードテストの場合は、早稲アカの場合は偏差値70帯の生徒はそれほど含まれていないですからね。
勿論、他塾の生徒には含まれている可能性はありますね。
本当は中3時の偏差値で見るべきだと思うので、来年また見てみたいなと思います。