今回は、2月12日(入試日)のMARCH附属高校について記載します。
※今回は女子の視点になります。
女子が2/12にMARCH附属高校を受験しようとすると下記2高校が候補になります。
・青山学院高等部(青山学院)
先日参加した入試報告会の情報も使って、この2高校について記載してみます。
【最寄り駅】
青山学院:渋谷駅、表参道駅
うちからは明大明治は駅からも遠いこともあり通うのは厳しそうです。青山学院の方が現実的です。
【偏差値】
ハイレベルテストの偏差値(女子の80%偏差値)では、
明大明治:50
青山学院:56
とそれなりに差があります。駿台ではそこまで差はないのですが。
ハイレベルテストの偏差値表 - WinningTicket’s blog
【今年入試の女子倍率】
募集人数はほぼ同じですが、倍率(女子)はかなり差があります。倍率だけ考えると明大明治の方が良さそうです。
【今年入試の点数】
(明大明治)
明大明治は英語の配点が高いですね。合格最低点だけ見るとチャレンジしたくなる点数かなと思いました。後から触れますが、国語は高得点が取りにくい問題のようです。
英語の配点が高いこと、国語が差がつきにくことは娘にとってはプラスかなと思いました。
(青山学院)
残念ながら点数は公表していません。QAに、
「教科ごとに合格最低点があるのですか。」
→「各教科とも合格最低点を設けています。極端に点数の低い教科がある受験生は不合格となります。」
とありました。
【入試問題】
明大明治はホームページに入試問題の掲載はないですが、出題方針が記載されています。受験される方は一読しておいた方が良さそうです。
高校受験 入試情報・出題方針 | 明治大学付属明治高等学校・明治中学校
青山学院は入試問題の掲載がありました。
【英語の問題傾向】
※早稲アカとTOMASの資料から抜粋
どちらの高校もリスニングがキーになりそうです。明大明治は語彙レベルも長文の長さも高校受験ではかなりの難度のようです。
(明大明治)
※早稲アカの資料から抜粋
上記は各大問の中の小問題を早稲アカがランク付けしたものの問題数を記しています。
レベルの高い高校なので「B:標準」が簡単ということではなさそうです。
TOMASによると「リーディング、リスニングとも英検2級の語彙に慣れが必要」とのことです。
(青山学院)
※早稲アカの資料から抜粋
青山学院は簡単な問題が少なさそうです。
TOMASによると、「読解は分量も多く難単語も含まれている」とのことです。
明大明治も青山学院も英語はどちらも難しいものの、英語が得意な生徒は配点が大きい(120点)明大明治のほうが有利でしょうか。
【数学の問題傾向】
※早稲アカとTOMASの資料から抜粋
この内容だとよく分からないですね。。。
(明大明治)
※早稲アカの資料から抜粋
今年だけかもしれないですが、図形系が多くなさそうです。図形はC(発展)でほとんどの生徒が解けていない可能性を考えると、比較的取り組みやすい?分野から出ている印象です。
TOMASによると「確率の"期待値"は中学の範囲外(求め方の説明はあった)」とのことです。
(青山学院)
※早稲アカの資料から抜粋
そこまで難しい問題はなさそうです。その分、スピードは求められそうです。数学の場合、難問が多いほうが良いのか、標準的な問題が多いほうが良いのかはタイプによって分かれそうです。数学が得意でないからと言って、標準的な問題が多いほうが良いとは限らないところがありますね。
TOMASによると、「標準問題を素早く正確に解けるようにする」とのことです。
【国語の問題傾向】
(明大明治)
※早稲アカの資料から抜粋
かなり特殊な問題のように見えます。。。TOMASによると「約9000字とかなりの文章量(最高レベルの難度)」とのことで、相当な国語力が求められそうです。
一見すると国語が得意ではない娘は難しそうですが、差がつきにくいことを考えるとそうでもないのかも。。。と思ったりしています。
(青山学院)
※早稲アカの資料から抜粋
難問はそこまで多くなさそうです。TOMASによると、「試験時間に比して古文が長く、慣用表現も問われた」とのこと。
娘は今のところ古文はそこまででないので強化が必要そうです。
。。。と見てきましたが、仮に合格をいただいても通わないことを考えると、明大明治の方が良いのかな。。。と今の段階では思いました。