今回は、娘(中2)から聞いた、学校の数学授業の出来事を記載します。
娘の中学では、数学や英語の授業で、問題を早く解き終わった生徒が、まだ解けていない生徒に教えるという形式を取っています。
娘は教えることが多いようですが、数学が連立方程式に入り、苦労している生徒が多くなったと娘は感じているようです。
例えば娘が遭遇したケースだと。。。
① 1/3x + 2/4y = 5 という式があった時に、
最小公倍数の12を両辺にかけますが、
左辺のみかけて、右辺にかけることを忘れてしまうケース
② ①で最小公倍数をかけますが、そもそも最小公倍数って何?というケース
③ 1/3x + 2y = 5 という式があった時に、
両辺に3をかけますが、分数のところにしか3をかけていないケース
(→ x + 2y = 5 としてしまうケース)
④ x + 2y = 5
x + 5y = 11
という連立方程式があった時に、
引くだけで求まるのに、yの値を揃えようとして計算間違いを起こしているケース
⑤ ④の式で y = 2 まで求めた際に、後はどちらかの式に代入すれば求まるよと伝えた時に、「代入」って何?というケース
⑥ x = 5
5x + 2y = 31
という連立方程式があった時に、
代入するだけで良いですが、気づかずに加減法で求めて計算間違いを起こしているケース
⑦ 1/3x + 2/4y = 0 という式があった時に、
最小公倍数の12をかけて、右辺が0なのに、4x + 6y = 12 としてしまうケース
娘は丁寧に教えているようですが、定着させるまではかなりしんどいだろうなとも思っているようです。
数学の場合、普通にできる人からすると、なかなか出来ない気持ちが分かってあげられないなと思います。
また、積み上げの要素が強いので、過去にやったところに穴があると、そこを埋める勉強が必要になりますがなかなか難しいのが現実です。
下記のatama+(アタマプラス)のようなものが学校にもあれば。。。かなり貢献すると思うのですが、学校のようなところで取り入れるのはなかなか難しそうです。
娘の学校のように、授業中に教え合うことは何気に効果が高いようなので、娘には、丁寧に教えてあげなよと言っています。
数学って難しいなーと思った出来事でした。