今回は、本 [くにたて式]中間・期末テスト勉強法 を読んで、気になった点をピックアップしました。
5月に本「これまでヒミツにされてきた誰でもトップ層に入れる 中学生の勉強法 ver.2.0」を読みましたが、それよりも実践的だと感じました。
さすがに現役で教えているだけはあるのかなと思いました。
読んでみてポイントを抜き出してみました。
ー以下、ポイント
学校ワークの2周目、3周目の×の個数の目安
・2回目の演習時には1回目の×の数を半分以下にする
さくら個別指導学院では、
・目標点が90点以上の場合→×の数は1桁
・目標点が80点以上の場合→×の数は20問以内
さくら個別指導学院では、
・テスト2週間前→ワーク3科を習ったところまで完成 ・・・3科は繰り返し予定回数が多い教科
・テスト1週間前→ワーク5科をテスト範囲まで完成
・テスト5日前→ワーク2回目演習2科を完成 ・・・2科は自分が取り組みたい教科を最低2科選ぶ
→2回目の演習では、間違えた問題だけ取り直すのではなく、テスト範囲を全問解き直す
ワークを5科ともテスト範囲までやり終えた瞬間からテスト前日までは、提出物に終われることなく点数を上げるためだけに取り組めるゴールデンタイム。
ゴールデンタイムに取り組むのは、
・他教科のワークの2回目演習
・2回目を終えた教科の3回目演習
・テスト範囲表に書かれた教材やプリント
→ これもやり終えたら、市販のテスト対策教材や塾の教材に取り組む(最低2回解くつもりでやる)
さくら個別指導学院では、上記ルールを予定通り終えることができなかったら、娯楽の全てを家族に渡して封印
ワークが遅れているときの優先順位ランキング
①睡眠時間の確保
②その日の学校(塾の)課題
③遅れているワーク
テスト勉強時の1日のタイムスケジュール
最大で「平日5時間」「休日10時間」
5科400点以上を目指す生徒は、ワークの仕上がりが早い。
・テスト2週間前にワーク3科完成→ここでワークは5科完成
・テスト1週間前にワーク5科完成→ここでワーク2回目5科完成
ワークは習ったらすぐに演習する
5科450点以上を目指す生徒は、ワークは皆がほぼ完璧に仕上げている
目標点80点台までで内申3~4の生徒は、「中学定期テスト 得点アップ問題集(旺文社)」が良い
目標点90点以上で内申4~5の生徒は、「ハイクラス徹底問題集(文理)」や「最高水準問題集(文英堂)」が良い
(勉強法)
理解したら忘れにくい教科を先に仕上げる(英数)
理社は反復回数が多ければ多いほど良い
国語は3回目の演習に入らず、「教科書準拠の市販教材」に移ったほうが良い
(英語)
・音読して教科書本文を暗唱する
(数学)
・自分のレベルに合った問題を解く
(理科)
・物理、化学分野がテスト範囲なら理解系の数学のように仕上げる
・生物、地学分野がテスト範囲なら暗記系の社会のように仕上げる
(社会)
・教科書をじっくり暗記する、ワークを繰り返し演習して仕上がったら教科書を覚える勉強に戻る
(国語)
・文章に使用されている感じや語句を最初にしっかりと確認してから読解問題を解いていくほうが理解しやすい
漢字・英単語の最速暗記法
・全問テスト→×のものテスト→全問テスト このほうが記憶の定着が強まり忘れにくくなる
(副教科)
・テスト範囲が発表されてから取り組む
・テスト前日に猛烈に勉強して知識を頭に突っ込む (入試に出ないので忘れてOKなため)
・副教科で取り組むべきは「暗記ペン塗りまくり勉強」
ー以上、ポイント終わり
「さくら個別指導学院では、上記ルールを予定通り終えることができなかったら、娯楽の全てを家族に渡して封印 」というのはすごいですね。
塾側がこれを言って、遵守できない生徒は。。。いないのか、それとも継続できずにやめてしまうのかは気になりますね。
この本の、さくら個別指導学院は愛知県と兵庫県にある個別指導塾のようです。
個別ということもあり、「先生1人に生徒は2人までの個別指導」ですね。
通常、個別指導塾で定期テスト対策はそこまで実施していないように感じますが、この塾では手厚くやっていることが分かります。(かなりレアなのかなと思います。)
費用を見ると、かなり良心的です。
中2で週1回で12,000円って。。。かなり安いです。
私のイメージしている個別指導塾とはかなり異なり、こんな個別指導塾があれば、かなり人気が出そうな気がします。