WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

とある中堅高校の進学実績について考えたこと

今回は、とある中堅高校の進学実績について私が考えたことを記載します。

 

昨年、娘の兄が受験だったので、私立高校数校の説明会や相談会に出向きました。その中の1校に関する話しです。

 

その高校は標準偏差値は大体55~65くらいです。(色々なコースがあるので幅を持たせています。)

以前の偏差値は相当低かったようですが、改革に取り組んだ結果、年々偏差値が上がっています。単願・併願の基準も年々上昇していて、良い循環で進んでいます。

下の方のコースを徐々に廃止し始めました。

 

残念ながら娘の兄は行きたかったコースの基準に到達しなかったので受験することはなかったのですが、先生方のやる気が説明会からも伝わってきました。一時期は私の第一希望の高校でした。

 

この高校の偏差値60以上のコースを希望する人は、

 ・9教科の内申的に同じレベルの公立高校に行くのは難しい。

 ・ある程度勉強しないといけない環境に身を置きたい。

という感じで、現時点では偏差値が少し足りないけども公立高校よりも勉強できる環境で、そこそこの大学へ行きたいのかなと(勝手に)思っています。

これは私が第一希望で考えていた理由でもあります。

 

2022年の入試は、改革し始めてから2年目の生徒の代でした。

入試の結果がホームページに掲載されていたのですが、当初掲げていた目標以上の結果だと報告されています。

サンデー毎日によると卒業生は約300人です。

合格実績は学校のホームページによると、

 国公立:24人

 早慶上理:12人 (内、理科大が5人)

 GMARCH:58人 (内、法政が23人)

でした。現役+浪人の人数です。

 

私立の場合は優秀な生徒が複数合格していることもあるので、これが多いのか少ないのかの判断は難しいのですが、私が思ったのは、

高校受験時にそれなりのレベルにないと、高校の3年間で頑張っても大学受験時になかなか挽回するのは難しいのかなということです。

説明会で学校側は学力アップさせるために色々工夫していることは分かりましたし、生徒は先生のやる気に押されて頑張っているはずです。この高校は先生も積極的に入れ替えているようにも見えました。

 

ということもあり、やっぱ中学から頑張ることが大事ですね。

ただ、勉強の大切さに途中で気づき、その時点ではそこまでではないものの、この学校のようなところで頑張るという意味では良い学校かなと思います。

 

ちなみにこの高校は人気は出てきているようで、今年の高校入試では単願だけでほぼ定員が埋まったようです。基準もかなり上がっているので、3年後はかなり期待できるのかもしれません。