今回は、北辰テストの偏差値の目安(東京の国私立高校)について記載します。
前回は慶應志木、早稲田本庄、立教新座という埼玉県で確約を取れない高校の偏差値の目安を記載しましたが、今回は東京の国立・私立高校のいくつかを見てみたいと思います。
(前回)
北辰テストの偏差値目安(確約が取れない埼玉の私立高校) - WinningTicket’s blog
(今回の対象校)
・開成
・筑波大学附属
・慶應義塾女子
これらの高校に合格した生徒は、北辰テストでどれくらいの偏差値(平均で)を取っていたのかを記載したいと思います。
※2021年と2022年の結果です。
埼玉県の受験生が上記の高校を受けた場合の実績となります。
尚、上記高校は一般的には特別な対策が必要で、北辰テストで高い偏差値を取っていても合格できるのかは別問題ですが、目安にはなりそうです。
【開成】
※数字は人数です。
2022年(現高2世代)と2021年(現高3世代)を並べています。
黄色の箇所は合格者数>不合格者数のところです。つまり、黄色のところの偏差値帯(平均)にいると受かりやすそうと言えると思います。
開成は。。。平均偏差値74以上ですか。。。そうですよね。。。(5教科偏差値です。)
安全圏がないことが分かります。埼玉県のトップだけが受かるイメージかと思います。
【筑波大学附属】
※数字は人数です。
(男子)
開成と同様、安全圏がないですね。平均偏差値で74以上です。。。(5教科偏差値です。)
開成と異なり、平均偏差値が60台の生徒もいるんですね。
(女子)
母数が少ないですが、男子とほぼ同じですね。平均偏差値は少なくとも73以上必要そうです。(5教科偏差値です。)
【慶應義塾女子】
※数字は人数です。
筑附よりも若干ハードルが下がりそうです。それでも72、73以上の偏差値が必要ですが。。。
ただ74以上だと明確に不合格者がいないところが面白いところです。
【早稲田実業】
※数字は人数です。
(男子)
サンプルが少ないですが、平均偏差値で73以上は必要そうです。
(女子)
これもサンプルが少ないですが、平均偏差値は72以上は欲しいところです。
※数字は人数です。
他校と比較してサンプル数は多いですね。2022年のほうが随分合格率が低いですが。。。
平均偏差値は72以上は欲しいところです。
ただ平均偏差値が60台でもそれなりに合格者がいるのは心強いですね。
前回で慶應義塾志木、早稲田大学本庄、立教新座、今回で開成、筑波大学附属、慶應義塾女子、早稲田実業、早稲田大学高等学院を見てみましたが、これらの高校は標準レベルのテストで正確には合格可能性をはかれないところはありますが、他の模試と組み合わせることで確度は高くなりそうです。