今回は、埼玉県の公立トップ校の併願校について記載します。
半月前に以下の記事を記載しました。
上記記事の情報源は曖昧なところがありますが、埼玉県のテストである、北辰テストの分析資料からリアルな併願校を記載したいと思います。
下記情報は、現在高校2年生の受験期である2021年度入試の結果となります。
対象校は、浦和高校、大宮高校、浦和第一女子高校です。
下記表の見方を記載しておきます。
高校:受験した高校
合格率:受験した高校の合格率
併願校:「高校」を受験した生徒が併願で受験した高校
受験率:「高校」を受験した生徒の内、併願校を受験した割合
合格率:受験した併願校の合格率
勝ち:○の高校は、「受験した高校の合格率」<「受験した併願校の合格率」で併願校のほうが受かりやすいことを示しています。
偏差値:合格者の平均偏差値(北辰テストの偏差値)
【浦和高校】
栄東(東・医)と川越東(理数)が本命のようです。栄東、開智、川越東は複数学科が入っていますが、浦和高校を目指すのであれば上位の方を目指したいところかなと思います。
浦和高校を受験する生徒でも慶應志木、早稲田本庄、筑波大附は大きな壁のようです。
【大宮高校】
4パターンで記載します。(男女×2学科)
(男子・理数)
理数科は、入学者が男女で40人しか入れないこともあり、埼玉県ではTOPだと思われます。
栄東(東・医)、開智(T)、川越東(理数)の偏差値を見ても浦和高校の合格者よりも高くなっています。
つまり大宮高校の理数科に合格する生徒のほうが上だということが分かります。
早稲田本庄の合格率がは66.7%となっていますが、3人受験して2人合格したということかなと思います。
(女子・理数)
女子の大宮高校・理数科の合格率が53.3%ということで結構落ちていますね。。。
ほとんどの生徒の併願先が栄東(東・医)だということが分かります。
(男子・普通)
色々な高校に分散されていることが分かります。併願校の偏差値は理数よりも低いので、理数科のほうがレベルが高いことが分かります。
大宮高校の普通科だと早稲田本庄を受験する生徒はほとんどいないことが分かります。
(女子・普通)
併願校が男子以上にばらけています。好みがばらけている可能性がありそうです。
大宮に限らないですが、栄東のアルファコースは不合格者がそれなりにいますね。。。これはどうしてなんでしょうか。。。
【浦和第一女子高校】
大宮高校同様、随分ばらけていますね。女子校は、女子校(淑徳与野)を併願先に選ぶんですかね。
大宮高校と比較して、全体的に偏差値が低いです。
埼玉県では、併願校は、
が多いことが分かりました。埼玉県のトップ校希望の方は、ここから校風で決めるのかな。。。ということでしょうね。