今回は、本「SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること」を読んで思ったことを記載します。
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かなり前に図書館で予約した本がようやく手元に届きました。図書館サイトを見ると、かなりの予約が入っています。
私の自治体の図書館で、今、この本を予約した場合に手元に届くのは。。。1年以上先ですね。。。
この本を娘にとって活きそうなことは?という視点で読んでみました。
目に留まった箇所を抜粋したいと思います。
※中学受験に限らず大事なことがたくさん書かれているので、高校受験の親も読んでもためになりそうです。
①勉強の過程と結果、どちらを大事にする?
×結果
○過程
一段一段の階段を上っていく過程(プロセス)が学びへのモチベーションになる
(一言)
プロセスと結果どちらが大事?というのは子どもの世界だけでなく、大人の世界でもよく出てきます。
ケースバイケースかなとは思いますが、子どもの勉強の世界では過程の方が大事なのは間違いないところかなと思います。
とは言いつつ、結果もある程度欲しいのですが。。。
②板書をノートに取ることは必要?
×今どき板書をノートに取るのは非効率。子どもにすすめない
○実は板書をノートに取るのは頭を使う作業。子どもにすすめる
メモを取らない子は、その場でわかったつもりでも、結局記憶に残っていないケースがほとんど
(一言)
板書は大事だと思いますが、私自身は板書が役立った記憶がほとんどありません。。。それは字が汚かったので、見返す気もうせていた部分もあるのかな。。。と。
娘を見ると、早稲アカの宿題時にノートの内容をよく見返しているので、役には立っていそうです。
結局、先生の授業スタイルによるのかなと思います。板書ばかりの授業は良い授業に思えないですし、プリント等である程度書かれていて、そこに補足するぐらいがバランスが取れていそうです。
③子どもの「得意」と「苦手」どちらに目を向ける?
×「苦手」に目を向ける
○「得意」に目を向ける
子ども自身が「得意だ」と思っていたら、決して否定してはいけません
(一言)
こちらは難しい問題です。苦手の度合いによるのかなとも思います。
「得意に目を向けながら、苦手も意識する」ということが大事なのかなと思いました。
娘で置き換えると、英語に目を向けながらも、国語も意識するということですね。。。
④(国語)読解が苦手な子にどうアドバイスする?
△文章の音読をすすめる
○文章に印をつけて読むことをすすめる
SAPIX小学部では4年生以降になると、「人物がでてきたら印をつけておく」「気持ちが表れている部分には線を引いておく」と文章の読み方をルール化している
(一言)
娘の場合、文章でどこが重要なポイントなのかを把握するのがが苦手なんだろうな。。。と思っています。
今まで読んだ本で、印をつける。。。という本がありましたが、結局できていないな。。。と思いましたので、再度読み返してみたいなと思いました。
⑤(国語)子どもにわからない言葉の意味を聞かれたら?
×すぐに辞書を引いて言葉の意味を調べるように伝える
○わからない言葉の意味を類推するように伝える
わからない言葉に遭遇して、意味がわからないままに放置することを続けると、類推する力は上がりません
(一言)
以前、一緒に漢検の勉強をしていた時は、すぐ意味を調べていた記憶があります。
確かに漢字によっては類推することはできそうです。今後、意識したいなと思いました。
⑥(国語)物語文の心情が理解できているか不安なときは?
×とにかくたくさんの物語文を読ませる
○文章に抑揚をつけて音読するように伝える
登場人物の感情をくみ取れていない子は、音読しているときに棒読みになることが多い
心情の理解度がわかるだけでなく、心情の違いを子ども自身が実感できる効果が音読にある
(一言)
これこそ。。。娘に必要なことかな。。。と思いました。特訓選抜の問題文を読んでもらおう!と思います。
⑦(国語)作文が苦手な子にどうアドバイスする?
×思ったまま書くように伝える
○「どんなことを書くか、まずは話しを聞かせて」と伝える
親がインタビューアーになって、「そのとき、どう思ったの?」「そのあと、どうしたの?」など、質問を挟みます。
(一言)
さすがに「思ったまま書くように伝える」はないと思いますが、作文を書くのが苦手な人は、何を書いたら良いのかが分からないケースが多いのかなと思います。
上記のようにインタビューアーになって質問していけば、何を書くべきかは早くつかめそうですね。
残りは次に続けたいと思います。