WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

SAPIXの出題傾向リサーチ①

今回は、SAPIXの出題傾向リサーチ(2023年度入試)について記載します。(1回目)

 

昨年も同様なことを纏めているのですが、8回に渡って記載していて、無駄に長くなってしまったので、今年は3回ぐらいにしたいと思います。。。

 

(昨年度版)

winningticket.hatenablog.com

※最後の記事に全8回のリンクを貼っています。

 

毎年、SAPIX(高校受験)が「出題傾向リサーチ」として、主要高校の入試問題を分析しています。

 

www.sapix.co.jp

 

各学校のページに入ると、入試科目について、科目ごとに以下の5つの観点で表現されています。

 

「思考力」「スピード」「 知識」「分析力」「 記述力」

 

(例)お茶の水女子大学附属高等学校の英語

「思考力」「スピード」「 知識」「分析力」「 記述力」を5段階で評価しています。

 

上記お茶の水女子の英語の例だと、全て4点ということが分かります。合計は20点ですが、この点数が高いほうが難しい問題だと言えるかと思います。

 

SAPIXのサイトでは学校別に記事が記載されているので、これを纏めてみようという試みになります。

 

また、出題傾向リサーチは2017年から継続されているようなので、同じ学校を年度別に並べることで、テストが難化しているのか、易化しているのかが分かるかもしれません。(正確性はともかく、傾向は分かるのかなと。。。)

 

同じ学校を並べるのは次回とし、今回は、2023年度の入試で学校別に並べてみたいと思います。

 

【3教科の点数順】

(列説明)

順位:英数国の3教科の点数の順番

駿台偏差値:駿台模試の80%合格率の偏差値(男女平均)

3科:英数国の合計点数

5科:英数国理社の合計点数

 

英語、数学、国語、理科、社会の列は、「思考力」「スピード」「 知識」「分析力」「 記述力」の点数の合計で、赤の太字は教科ごとの3位までの点数です。

 

3科合計では、灘高校が圧倒的に点数が高い、つまり問題の難易度が高いということかなと思います。

 

2位が筑駒、3位が慶應女子、4位が開成ということで、偏差値が高い高校が並んでいます。

 

早慶附属で言うと、慶應附属のほうが、早稲田附属よりも問題は難しいようですね。(皆さんの感覚的に合っているでしょうか。)

 

7位に自校作成問題の日比谷が入っていますね。筑附や早稲田高等学院とほぼ同レベルの難易度のようです。

 

22位以降は公立の問題になっている通り、そこはイメージ通りなのかなと思います。

 

各科目で見ると、

 英語は慶應義塾が筑駒、慶應女子よりも難しいですね。

 数学は灘、開成が難しいようです。(なんとなくイメージ通り)

 国語は上位は横並び?!

という感じです。

 

【5教科の点数順】

5教科で見ると、筑駒が総合的に一番難しいようです。渋幕が開成を上回っているのは意外ですが、渋幕は社会が圧倒的に難しいんですね。。。

 ※灘は4教科受験のため外しています。

 

日比谷は理科、社会が都立共通の問題になるので、3教科で見るよりも順位が下がりますね。

 

各科目で見ると、

 理科は横並び

 社会は渋幕が圧倒的に難しく、それ以外は横並び

という感じです。

 

最後に各科目の内訳を掲載しておきます。

 

(英語)

 

(数学)

 

(国語)

 

(理科)

 

(社会)