今回は、受験勉強で環境は大事ということを記載したいと思います。
(今回はかなり広い意味で環境という言葉を使っています。)
今月行われた世界陸上の女子5000mで、田中希実選手は従来の日本記録を15秒近く縮める快走を見せました。
田中希実選手のすごさに、淀みないペースが加わったことで大記録が生まれました。
逆に言うと、淀みないペースでなければここまでの記録は出せなかったものと思います。
日本時間で今日の明け方に決勝が行われましたが、アップダウンのあるペースでなかなか日本人には辛いレースに対応して入賞(8位)しました。これも日本記録同様に称えられて良い結果です。
この夏休み、娘(中2)は早稲アカで夏期講習+夏期集中特訓でかなりの日数を塾で過ごした計算になります。
では、娘の学力が大幅に上がったとかと言えば、そこまで上がっていないと想像しています。
塾の先生方も中学3年生に比べればそこまで発破をかけていないでしょう。
人によりますが、難関校を目指す生徒は、中学3年生の夏休み頃からスイッチが入り始め、勉強に対する熱力が上がっていき、受験時にピークになっていると思われます。
真面目に取り組めば、夏休みよりも9月、9月よりも10月、・・・、12月よりも1月、1月よりも2月の学力が高くなっていくのでしょう。
人によっては12月、1月にも大幅に上昇するので、模試の結果では合格基準に達していなかった生徒が逆転するケースがそれなりにありそうです。
受験は自分で勉強するのは当然ですが、塾の先生をはじめとする方々が、上記のように受験が近づくにつれて叱咤激励を毎日繰り返すことで勉強に熱が入り、学力が上がっているものと思います。
早稲アカの場合、優秀な生徒が集まっていると思いますが、それに加えて先生方からの影響が大きそうです。
つまり、先生+周りの生徒という環境ですね。これが非常に大きそうです。
なんでこんなことを書いているかと言うと、娘の兄は、個別指導塾(週2)+家庭教師で受験期を過ごしたのですが、「先生方からの影響」はあまり大きくなかったのかな。。。と考えています。
もし娘の兄が再度高校受験期を過ごすとしたら、個別指導塾(週2)+家庭教師の組み合わせは避けたと思います。(少なくとも通っていた個別指導塾のみというのは避けたかなと。)
娘の兄の時は、苦手科目の克服ということばかりに目を向けてしまい、今回書いているような「環境」についての考慮ができていませんでした。
そういうこともあり、今のところ勉強に対する熱量は高くない娘(中2)にはTクラスを維持してもらい、来年どの様になるか。。。見てみたいと思いました。
。。。ということを田中希実選手のレースを見て思ったので記載してみました。。。