WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

早稲アカの1Qの決算はいつ黒字化するか

今回は、早稲アカの1Qの決算はいつ黒字化するかについて記載します。

 

早稲アカの1Q(第一四半期)の決算が発表されました。

 

https://ssl4.eir-parts.net/doc/4718/tdnet/2317394/00.pdf

 

マーカー引いたところが今年の1Qの決算で、

 売上高:約62.5億円

 営業利益:マイナス約2.4億円

となりました。

 

毎年、1Qは赤字で、夏期講習で一気に取り返すビジネスモデルになっています。

 

報告書の中でも、

「当社グループでは、通常授業の他に春・夏・冬の講習会及び夏期合宿(夏期集中特訓)、正月特訓等を実施しておりますが、第1四半期においては通常授業を主としていることに加え、塾生数も期首から月を追うごとに増加し1月にピークを迎えるという傾向にあることから、売上高は他の四半期と比べて少なくなります。一方、地代家賃・人件費等の固定的費用が期首から発生することから、例年、第1四半期は損失計上となっております。」

と書かれています。

 

ただ、営業利益(本業での利益)は年々確実に減ってきています。

 

 

2019年以降(2020年度はコロナ禍で省略)の売上高の伸びは徐々に下がってきているものの、今年度は7%ほど伸びています。

 

今年度の営業利益の伸びは、売上高の伸びの12%ほどのようです。(年度によりばらつきはありますが。)

 

これらの情報を使い、早稲アカの1Qの決算で、営業利益がいつ黒字になるのかを見てみました。

 

パターン① 保守的パターン

売上高は毎年5%伸びて、営業利益は売上の10%の場合

 ※2023年度は売上高は7.2%の伸びで、営業利益は売上の12.7%

この場合だと2030年の1Qで黒字転換します。

 

 

パターン② やや保守的パターン

売上高は毎年6%伸びて、営業利益は売上の10%の場合

 ※2023年度は売上高は7.2%の伸びで、営業利益は売上の12.7%

この場合だと2029年の1Qで黒字転換します。

 

 

パターン③ 今年とほぼ同じパターン

売上高は毎年7%伸びて、営業利益は売上の12%の場合

 ※2023年度は売上高は7.2%の伸びで、営業利益は売上の12.7%

この場合だと2028年の1Qで黒字転換します。

 

 

3つのパターンで見ると、1Qで黒字に転換するのはもう少し先になりそうです。

 

1Qで黒字になったら、夏期講習の金額を少し抑えめにしてくれるかしら。。。