今回は、本『「文系?」「理系?」に迷ったら読む本』の内容を記載します。
先日、以下の内容を記載しました。
本を読んでも変わらないだろうな。。。と思いながらも下記の本を読んでみました。
本を読みながらメモしたことを記載したいと思います。所々感想を入れながら。
「・」で始まる文章は本からの抜粋です。
「→」は私の感想や意見です。
・欧米では大学でゆっくり教養を学び、大学院レベルで医学や法学など専門の学びを始めるのが一般的
→欧米では、東大のように最初はかちっと決めないですね。大学中は決めない?というのは本当なのかな。。。
・日本では明治維新後に教育制度の整備を急ぐ必要があった。そこで、実験などの設備が必要である医学や工学、理学といった学問を「理系」とし、それ以外を「文系」として区別したと言われている。
・数学を究めた上で、それをプログラミングで表現できれば、いくらでも仕事につくことができる。数学とプログラミングの能力が結びつくことで無敵になる。
→普通の人には、まずは"数学を究める"ことが難しいかと。プログラミングができなくてもプログラミング的思考ができると良いのかなと思います。娘(中2)はこの辺の思考力はありそうな気がしています。
※※プログラミング的思考※※
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
・数学が苦手な人は人間同士のコミュニケーションにかかわる力を磨く。
→これはたいていの仕事には必要な要素ですね。ただ磨くことができるかは相当個人差がありそうです。
・早稲田大学政治経済学部の入試で数学が必須になった通り、今後は経済学においても数学力がますます不可欠になる。
→これはその通りなんでしょう。数学が好きで経済学という道も増えていきそうです。
※※あるサイトからの抜粋※※
「実際に学部経済学においては、どの程度の数学的知識が必要になってくるのでしょうか。大まかにいえば、数Ⅱ・数Ⅲあたりの微分(商の微分)、そして、線形代数(またの名を行列:ベクトルのちょっとした応用)、確率・統計が必要になります。」
・自分で探究し、発見することを繰り返し勉強してきた人は、ある知識や技能が役に立たなくなったとしても、別のことをどんどん探究することができる。
・暗記型の学習でとりあえず大学受験を突破する、というのも一つの方法である。その場合、大学に入ったら探究型学習に切り替えることを意識しておく必要がある。
・これからは平均的になんでもでいる人ではなく、何か特定のことについて突出した知識や技能をもつことが重要。
→以前は大企業では「ゼネラリスト」が多かったと思いますが、今後は「スペシャリスト」がより求められるのは間違いなさそうです。
・「好き」をいかにとがらせていくかによって、その実現可能性が高くなる。
→現実的には多くの人は「好き」から仕事を組み立てるのはなかなか難しいのではないかと思っています。
・自分で考えて工夫している人は、みんなクリエイティブ。好きなことについては考える工夫もするので、おのずとクリエイティブになる。
・ある程度、深掘りをしてみない限り、それがほんとうに自分の学びたいことなのか、向いていることなのかは判断できない。
・大学入学後に学部や学科を変えられる仕組みがあるかどうかを事前に調べておき、それが用意されている大学がおすすめ。
→へー変更できるんですね。そういう発想はありませんでした。
「入学後の学部変更はできる
ほとんどの大学で入学後に学部変更をすることは可能ですが、学部を変更するための試験や面接を受ける必要があります。学部の変更は同じ大学のなかで行いますので、大学に入学する際に支払った入学金を再度支払う義務は発生しません。
ただし、大学によっては学科のみ変更可能で、学部変更は不可能といったケースもあります。また、学部を変更する試験は、一般の入試や編入学などとは違って、毎年行われるとは限りませんので注意しましょう。」
入学してから学部変更をすることはできる?|よくある質問|オープンキャンパス・体験入学を探そう|がんばれ高校生
・現在は、文系学部では法学部や経済学部など、社会科学系の学部と、情報系とグローバル系の学部の人気が高まっている。
・現時点で将来性が低いとされるものであっても、自分の好きなことを学べる学部を選ぶべき。
→好きなことを選べるのかは分かりませんが、嫌いなこと、違和感があることは選ばないほうが良さそうです。
・自分の中にある問題意識を、さらに掘り下げてみることが重要。それを普段から意識することで、道を選ぶ手がかりを見つけやすくなる。
・自分の知らない学問に出会うためには、本を読むことが不可欠。分厚い本によってしか得られない貴重な知識が確実に存在する。
→最近、娘は本を読む時間がめっきり減っている気がします。。。ただでさえ少なかったのに。。。
・文系・理系に代わる、いまの実情に即した分類は、一つは「コンピュータ系」と「非コンピュータ系」で、もう一つは「グローバル系」と「国内系」。
・得意とはいえないけど好きなものがあって、人より時間がかかってもそれに取り組んでいるのが幸せと思えるのなら、それを選ぶほうが良い。
→これは仕事。。。ですかね。
・数学が得意であれば、理系だけでなく文系を受験することも比較的容易。
→文系から理系は難しいと思いますが、その逆はできると聞きますもんね。
・理系の人は論理的に物事を考える人が多いので、論説文は比較的理解しやすい
→理系から文系に変更した場合は、論説文を入試に出す大学が良いのでしょうか。
・小説が苦手な人は、小説の問題は思い切って捨てるのも一つの手
・読めない漢字を放置しているために、文章を読むのが苦手という人は意外に多い
・文系の受験生が途中で理系に転換する「理転」はハードルが高い。逆の「文転」は比較的容易。選択に悩んだら理系を選んでおくのが無難。
→でも。。。途中での変更はそれはそれで大変ですよね。
以上から、特に考え(娘は理系かな。。。)の変化はありませんでしたが、好きな教科で選ぶことになるのかなと思います。