WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

中学校の英語が難化?

今回は、現在の中学校の英語について記載します。

 

雑誌のAERAの先週号に、タイトル「英語嫌いが増えて成績二極化」という記事が掲載されていました。

 

下記の記事は、上記AERAの記事の抜粋です。

news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp

※記事のコメントを見ると、世の中の状況がよく分かりますね。。。

 

AERAの記事のポイントを記載すると、結構変わっていることが分かります。

 

・中学校へ進学する前に、英語の基礎的な学習を終えることが前提となっている。

・中学校で習う単語は激増した。旧版で1200語程度だった新出単語は、1600~1800語程度に。それに加えて小学校で「習った」とされる約700語が加わる。

・小学校で定着しないまま中学校に進学する子どもが多い。

・現在小学校では、担任が他の科目と同様に英語を担当することが多い、50%以上の学級で担任が教えている。

・小学校の教科書が系統立ててつくられていないため、700語全ての単語を覚えさせる時間も余裕もない。

・中学校では単語も本文の量も激増しているのに加え、高校で習っていた文法事項が中学に降りてきている。しかし授業時間は週に4コマと変更がない。

・「be動詞と一般動詞を同じユニットで扱ったり、違う形の疑問文が同時に出てきたりするので、生徒は混乱していると思う。」

・新指導要領には授業は英語で行うことを基本とするとの明記されている。

・単語数や文法項目が増えただけでなく、教科書のページ数もゆとり教育時代の1.6倍~2倍になっている。

・ある中学校では「テストの平均点は下がり気味で、しかも真ん中がいない「ふたこぶラクダ」のような成績分布に変化した」という。

 

上に書かれていることが正しいとすると、確かに大変そうではあります。授業時間が増えていないですからね。。。私立だと英語に週に7、8時間かけていることも珍しくないですが、公立は4時間ですからね。。。

 

公立の高校入試でも平均点が50点を切ると、変な分布になることは前にも記載しましたが、タイトルの通り、「成績二極化」しているのは間違いなさそうです。

 

私が知りたいのは、学校での「成績二極化」の成績が良いグループに、学校の授業だけの生徒がどの程度いるかですね。

 

娘いわく、そういう生徒は聞いたことがないということでした。

 

娘は中1の時代に通っていた集団塾では、成績上位者のほとんど英検3級を持っていたようですし、早稲アカでも上位者は英検3級以上を持っているイメージです。

 

もしそうだとしたら。。。辛い思いをする生徒ばかり増やしている改訂になっているのかもしれません。

 

正直、娘は英語を小学校から勉強させていたので、学校の教科書についてはあまり見たことがなく、昔より難しくなっているのは理解していましたが、ここまで変わったということは理解できていませんでした。

 

 

改めて娘の学校で使っていたものを見てみました。

 

 

娘の学校が5ラウンドシステムを採用していて、上記は最後のラウンドで書いた文章のようです。(中1の3学期です。)

 

絵を見ながら自身で少し変えながら書くようですが、確かに中1にしたら難しいですね。(絵自体は最初のラウンドに示されているものなので、内容は理解しているようですが。)

 

もし小学校時代から英語をやらせていなかったらどうなっていただろうか。。。

 

 

【参考】5ラウンドシステムの説明

ラウンドシステムの授業内容と目的

Round 1:リスニング(音声を聞いて、ストーリーの順番にイラストを並べます。)

Round 2 :音声と文字の一致(音声を聞いて,ストーリーの順番に文を並べます。)

Round 3:音読(新出語句を確認して、正しい順に並んだ本文で音読をします。)

Round 4 :穴あき音読(英文の一部が空所や語の順番がバラバラになったシートを使って音読をします。)

Round 5 :リテリング(イラストを使って、ストーリーを自分の言葉で話します。)