WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

アメリカの大学受験の仕組み

今回は、アメリカの大学受験について、本「シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか」から抜粋します。


本「シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか」にアメリカの大学受験に触れているページがありました。

シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか | 株式会社 幻冬舎


そのページをメモとして記したいと思います。

「→」は私の感想の部分です。


【記載場所】 第2章:速く、深く学ぶにはコツがいる


アメリカには「受験勉強」が存在しない
・著者の息子が受験1週間前に遊ぶ姿を見て、アメリカの友人に「アメリカの高校生は受験に備えて勉強しないの?」という問いに
・友人は「受験に備えた勉強というのは、どういうこと?」との回答

アメリカには「受験勉強」という概念がなく、それに相当する言葉もない


アメリカの大学受験のシステムが、高校時代の学校の成績を長期的に評価する仕組みになっている
・学校の成績はグループワークやプレゼンテーション、レポートの提出によって決まる
・学校では受験が近づく頃には自分の成績がだいたい決まっていて、どの大学に入れそうかといったことも、おおよそ見当がついている


→日本の指定校推薦のような感じでしょうか。日本の定期テストのようなものがあるのかないのかは分かりませんが、日本の大学のような形で評価するってことでしょうか。

日本でいう高校のようなレベル差はあるのでしょうか。下記を見ると偏差値のようなものではかることはないようなので、仕組みがどうなっているのか興味が出てきました。

Q. アメリカの高校のレベルを教えてください|高校留学Q&A | アメリカ留学なら栄 陽子留学研究所


・通常「アメリカの大学は入学するのは簡単だけど、卒業するのが難しい」という話しを聞いたことがあると思います
・日本の大学と違って、アメリカでは事前の準備が大変なグループワークやたくさんの提出すべきレポートがあるから
・こういった学び方を高校時代にしっかりやれているかどうかが、大学受験の際に、すでに問われている


→高校と大学がうまく連動している感じですね。高校からレポートを書くようなことは普通にしていて、大学後はそれが更にハードになると理解しました。


・大学で専攻する科目でよい成績を収めているかどうか、学校でよい成績を取るだけでなく、社会的な活動にも参加できているかどうか、も見られる
・自分をアピールするためのエッセイも重要で、その中で「これまでどのような活動をしてきたか」「将来は何をやっていきたいか」といったことを表現する力が重視されるのがアメリカの学校教育の特徴

アメリカでは知識の詰め込みで勉強するという経験を小学校でも中学校でも高校でもしないまま大学生になっていく


→日本は一般受験は学力でのアピールになりますが、アメリカでは自身の活動や意見が強く求められる感じのようです。知識の詰め込みでの勉強はしないものの、レポートを書くには詰め込みして書くと思うので、詰め込みの種類が違う感じと理解しました。


・日本流の「スタディ」はもともとアメリカの教育システムにはない
アメリカの教育システムがフォーカスしているのは「ラーニング」と「エクスペリエンス」であり、彼らと競争したり一緒に仕事をしたりしていくうえでは、幼い頃から「スタディ」とは別の学び方を実践してきた人々であることを念頭に置く必要がある。

・日本の「スタディ」する力に加えて「ラーニング」と「エクスペリエンス」でどんどん学んでいく力を身に着けた人は、学び方にて無敵になれる


スタディとラーニングの違いは下記にあります。日本のスタディもうまく活用すれば有効であるとのことなのでやり方次第では希望が持てます。


説明できる?“study” と “learn” の違い | Gaba Style 無料で英語学習



日本とアメリカのどちらが良いのかは判断できませんが、アメリカにも中学受験のようなものはあるようですし、一言で表せられるような簡単な仕組みではないのかもしれません。仕組みをいつか調べてみようと思います。