今回は、主要高校を受けた埼玉受験生の併願先について記載します。
下記記事の続きです。
早慶附属校を受けた埼玉受験生の併願先(2021年度入試結果) - WinningTicket’s blog
これから記載する情報は最新情報(2022年度入試の結果)ではなく、現在高校2年生の受験期である2021年度入試の結果となります。
見方ですが
高校:受験した高校
合格率:受験した高校の合格率
併願校:「高校」を受験した生徒が併願で受験した高校
受験率:「高校」を受験した生徒の内、併願校を受験した割合
合格率:受験した併願校の合格率
勝ち:○の高校は、「受験した高校の合格率」<「受験した併願校の合格率」で併願校のほうが受かりやすいことを示しています。
偏差値:合格者の平均偏差値(北辰テストの偏差値)
です。
今回取り上げる高校は、
立教新座、青山学院、明大付中野、開成、明大付明治、筑波大附、お茶の水女子大附
となります。
男子、女子で別々に記載します。
(男子)
【立教新座】 ※2021年度入試
勝ちで○をつけた学校は、埼玉で言う確約を取れる学校なので、それ以外の高校と比較すると分が悪い感じです。
立教新座を受験するかなりの生徒が早稲田本庄と慶應志木を受験しているようです。
【青山学院】 ※2021年度入試 ※男子のみ
立教新座の併願率は12%程度ですが、立教新座より僅かに受かりやすいようです。
【明大付中野】 ※2021年度入試
併願校よりも明大付中野ほうが受かりやすいようです。
【開成】 ※2021年度入試
開成と筑波大附が良い勝負です。それ以外の高校には負けていないです。偏差値も流石に高い。。。
【明大付明治】 ※2021年度入試 ※男子のみ
サンプル数がそこまで多くないせいか、明大付明治の合格率自体が随分低いです。同じ受験者で他の高校のほうが合格率が高くなっています。たまたまなのか。。。
【筑波大附】 ※2021年度入試 ※男子のみ
さすが全ての併願先で筑波大附の合格率よりも高くなっています。このレベルに達することができる生徒はそれなりに合格するってことですね。
次に女子です。
(女子)
【青山学院】 ※2021年度入試 ※女子のみ
女子の厳しさが分かります。青山学院を受験して4人に1人しか合格していないですね。本庄は7人に1人ですか。。。
【明大付明治】 ※2021年度入試 ※女子のみ
慶應女子は全員不合格ということだと思います。本庄と実業も合格率が低いです。。。
【お茶の水女子大附】 ※2021年度入試
【筑波大附】 ※2021年度入試 ※女子のみ
お茶の水女子大附と比較しても筑波大附の方が受かりにくいことが分かりますね。筑波大附レベルに到達すると早慶も受かりやすくなりそうです。
埼玉県の受験生のみの統計ですが、東京でも同じような傾向を示すのではないか。。。と思います。