今回は、早慶附属校を受けた埼玉受験生の併願先について記載します。
先日、埼玉県の9割の中3生が受験すると言われている北辰テストの分析資料を知人に見せてもらいました。
かなりじっくり見ることができたので、今後ためになりそうなことはブログに記載していきたいと思います。
ただ、これから記載する情報は最新情報(2022年度入試の結果)ではなく、現在高校2年生の受験期である2021年度入試の結果となります。
早慶附属高校を受けた埼玉県の受験生が、併願先としてどこを受けて、合格率はどの程度だったのかを記載したいと思います。
【慶應義塾志木】 ※2021年度入試
見方ですが、上記で言うと、
高校:受験した高校
合格率:受験した高校の合格率
併願校:慶應義塾志木を受験した生徒が併願で受験した高校
受験率:慶應義塾志木を受験した生徒の内、併願校を受験した割合
合格率:受験した併願校の合格率
勝ち:○の高校は、「受験した高校の合格率」<「受験した併願校の合格率」で併願校のほうが受かりやすいことを示しています。
偏差値:合格者の平均偏差値(北辰テストの偏差値)
例えば、慶應義塾志木を受験した生徒の内、54.2%の生徒が早稲田大本庄学院を受験し、その合格率が43.5%でした。慶應義塾志木の合格率44.2%なので、早稲田大本庄学院のほうが受かりにくいということで○をつけていません。
慶應義塾志木を受験した生徒は立教新座と慶應義塾は比較的受かりやすいってことですね。
最初に男子です。
【早稲田大本庄学院(男子のみ)】 ※2021年度入試
早稲田大本庄学院を受けた人は、早稲田大本庄学院に合格するより、早稲田大高等学院以外は受かりやすい傾向にあるようですね。
【早稲田大高等学院】 ※2021年度入試
慶應義塾志木の合格率は低いのは受験日の関係ですね。でもなんで0%ではないのかは深くは考えてはないです。。。
早稲田大高等学院は、上記併願先に比べて比較的受かりやすいのかな。
【早稲田実業(男子のみ)】 ※2021年度入試
早稲田実業を受験した生徒の立教新座の合格率が高いです。早慶附属とそれ以外では受かりやすさに多少差がありそうです。
【慶應義塾】 ※2021年度入試
あくまでこの情報上の話ですが、慶應義塾は相対的に受かりやすいのかもしれません。
次に女子です。
【早稲田大本庄学院(女子のみ)】 ※2021年度入試
早稲田大本庄学院の合格率がそもそも低いです。早稲田大本庄学院を受験した生徒は早稲田実業や慶應義塾女子も低いですね。そう考えると明大系の附属は相対的に受かりやすそうです。
【慶應義塾女子】 ※2021年度入試
40人ぐらいの受験者だったようで、合格率が高くなっています。そもそも無謀な挑戦はしないってことなのかなという理解です。
ここでも早稲田大本庄学院はなかなか合格するのが難しそうです。
【早稲田実業(女子のみ)】 ※2021年度入試
ここでも早稲田大本庄学院は受かりにくいですね。
今度は早慶附属校以外の高校についても見てみたいと思います。