今回は、最近見た情報(漢検)で残念だなと思ったことを記載します。
(残念な情報を知りたいかどうかは。。。ありますが。。。)
漢検を運営している日本漢字能力検定協会(以下、漢検協会)が下記ランキングを発表しました。
「2021年度 漢検合格率」の都道府県ランキング発表! | 日本漢字能力検定協会のプレスリリース | 共同通信PRワイヤー
2021年度の漢検データから小学生・中学生・高校生の結果を都道府県別に並べたものになります。
上位のランキングは下記の通りのようです。
このランキングで残念だなと思ったのは
・受験した級を考慮せず、このランキングに何の意味があるのか?
・受験者数が多い都道府県(東京、神奈川県、・・・)が不利なランキングではないか?
というところです。
漢検協会は、「このような漢検データを教育の現場にて役立てていただけるよう、今後も努めてまいります。」と記載していますが、どのように役立てるのかが分からないなと。。。
(現場にはもっと詳細なデータが配られているのではあれば良いのですが。。。)
漢検を受験した方であればご存じかと思いますが、試験結果には下記のような情報が記載されています。
【漢検3級の分布】
【漢検準2級の分布】
せめてこのような情報であればすごく意味があるのかなと思います。
面白いのは、漢検3級と準2級とも、合格率が高い順番は、
19歳以上→小学生→中学生→高校生
になっているところです。
ボリュームゾーンの高校生は学校に受けさせられているんですかね。。。
漢検協会は詳細な情報を持っているので、このような情報やこれを都道府県別に出すとか、せめて今回のランキングに受験者と合格者の平均の級を出すとかして欲しいなと思いました。