今回は、中学・高校の教員の英語力について調べてみました。
今年の4月、甥っ子が中堅大学の教育学部に指定校推薦で入学しました。
将来、何の教科を教える予定なのかを聞いたところ、社会か英語との回答でした。
英検は何級まで取得しているのか聞いたところ、4級で、それ以降は受験していないとのことでした。
というやり取りから、先生の英語力ってどれくらいなんだろう?ってことで調べてみたところ、下記のような調査結果がありました。
【令和3年度「英語教育実施状況調査」】
https://www.mext.go.jp/content/20220516-mxt_kyoiku01-000022559_2.pdf
英検準1級レベルにある先生の割合が記載されているのが下記のグラフです。
中学校で約41%、約75%で、年々上昇しているところを見ると、新たに先生になる方はほぼほぼ準1級以上は持っていることになるのかなと思います。
中学校で40%ということは現場の半分以上は保持していないことになるので、ちょっと心もとない気もします。
次に都道府県単位でみたグラフが下記です。(準1級レベル以上を保持している割合)
小さくて見にくいですが、中学校では福井が1位で、東京、沖縄と続きます。高校では福井が1位で、鳥取、石川が続きます。
ちゃんと見ていないですが、生徒の成績と比例しているのかしら。。。と一瞬思いましたが、中学の沖縄は土地柄ですかね。
逆に低いのは、中学校では岩手、福島、青森で20%台です。高校では、北海道、福島、秋田で50%台です。東北ですね。
東京、神奈川、千葉、埼玉では、中学校と高校とも千葉と埼玉が低い結果になっています。勿論、全ての学校が進学校ではないので、全員がハイレベルである必要はないのかもしれませんが、高校の場合、レベルの高い先生が進学校に行っているとも限らないので、少し不安要素です。。。
甥っ子には英語の先生は諦めなと伝えました。。。