WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

内申が1違うと入試でどれぐらい挽回が必要か(埼玉県)

今回は、内申が1違うと入試でどれぐらい挽回が必要か(埼玉県)について記載します。

 

高校入試(公立)の場合、内申がそれなりに影響するので、本番の入試を軽くするためにもなるべく高い内申を取るというのは合理的なことかなと思います。

 

では、「内申が1低いとどれぐらいビハインドになるのか?」について調べてみました。

 

今回は埼玉県を例に計算してみましたが、機会があれば他の県でも計算してみようかと思います。

 

埼玉県の入試制度は以下のサイトを参考にしました。(栄光ゼミナールのサイトです。)

埼玉県の公立高校受験の仕組みを解説!近年の受験動向と受験のポイントは? | 栄光ゼミナール公式サイト

 

ここから少しだけ抜粋させていただくと、

 

①選抜方法

 


1次選抜と2次選抜があるようです。一般的には2次選抜のほうがより入試本番のテストを重視するようなので、今回は1次選抜で考えたいと思います。

 

②計算例

 

正確には理解していないですが、上記のように計算しているようです。

 

「大宮高校の比率」と書かれているところが各高校の色が出る部分のようです。

 

浦和、浦和第一女子、市立浦和、大宮(普通)、大宮(理数)という埼玉県のトップ高校は以下のようになっています。(令和6年度入試)

 

上記をもとに1点の差における影響を計算してみました。

 

少し説明を加えると、

「学年」:上記の高校は内申の比率が「1年:2年:3年=1:1:2」で、中3の内申を2倍する関係で学年によって影響が変わるので分けています。

 

「内申が1異なる影響(式)」:1点が与える影響を計算した式です。

「内申が1異なる影響(値)」:計算した結果です。

浦和高校だと中1、2の内申の1の違いが入試点数の1.04、中3の違いが2.09に該当するようです。

 

「40と45の差」」:仮に9教科の内申が40と45の人がいた場合、どれだけ差になるのかを示しています。

「40と45の差3年間合計」:中1,2,3とも内申が40の人と45の人がいた場合、どれぐらいの差になるのかを示しています。

 

簡単に言うと、中1、2、3でずっと内申が40の人と、ずっと45の人がいた場合、大宮(理数)を除く上記の高校では、45の人は20点ぐらいのアドバンテージがあるってことですね。

 

大宮(理数)は数学と理科が200点満点として計算されるため、25点ぐらいの差になります。

 

 

。。。どうでしょう? これって影響が大きいのかな。

 

今回取り上げた高校ではほとんどの受験生が内申を40以上取っていると思われるため、20点までの差はなさそうです。

 

そう考えると、今回触れなかった、「特別活動等」や「その他」の点数の差が生徒によってかなり影響を与えることになるんでしょうか。

 

 

少し前ですが、浦和高校(令和2年度入試)では「特別活動等」や「その他」は以下のようです。

 

「特別活動等」

。。。貰える生徒は多くはないのかな。。。いや、多いのか。

 

 

「その他」

 

こちらはお馴染み?の検定試験が入っています。

 

 

これは私見ですが、内申の差はそこまで大きくは感じないですね。ただ、ここは倍率にもよるので、2倍近いもしくは超える市立浦和や大宮(理数)の場合はシビアに考える必要がありそうです。