今回は、郁文館の学力プレミアについて記載します。
郁文館という渡邉美樹さんが理事長をしている学校があります。
下記リンク先に「学力プレミアガイドブック」というものがあります。
郁文館の以下の3つの高校から2029年度入試で東大30名の合格者を出すという大きな目標を掲げたようです。
郁文館高等学校(普通科)
郁文館グローバル高等学校(国際科)
ID 学園高等学校(単位制・通信制)
3高校の合格とは言え、これはすごい目標ですね。
東大で30名の合格者を出している学校と言えば、こんな学校ですからね。
東大の合格倍率は確か3倍ぐらいだと思いますが、30名合格するためには100名ぐらい受験者がいないといけませんからね。
相当チャレンジングな目標です。
よく私立の特進コースで、ターゲットとしている大学に東大を入れている高校も見かけますが、ほとんど合格はできていないように見えます。
戸山高校にいらした、近藤明夫先生がプロジェクトリーダーのようです。
内容はパンフレットを見ていただいたほうが早いのですが、以下を柱としているようです。
https://www.ikubunkan.ed.jp/assets/doc/request/premium-guidebook.pdf
-----パンフレットから抜粋 開始-----
(宣言)
①個別最適化学習の確立
郁文館の『学力プレミア』では、少人数制のクラスと、レベル別 / 志望受験別の授業を取り入れ、生徒の学力を最大限に伸ばすための戦略シートを使って指導を行います。
②最高品質の授業・指導法の実践
郁文館では学び続ける教員のみが生徒に教える資格があると考え、授業の質を絶えず向上させるために教頭や教科主任による授業巡回を定期的に行い、授業評価 &フィードバックを行う仕組みなどがあります。
さらに研究授業は進路指導部長自らが行うなど、ベテランから新任の教員までが一丸となって切磋琢磨を繰り返しています。
戦略 1:絶対合格へ導くプロフェッショナル達
戦略 2:午後の授業を有効活用した能力開発授業
戦略 3:学力プレミア対応戦略的クラス編成
戦略 4:目標から逆算した能力開発戦略
(約束)
①授業の個別単位細分化
習熟度に合わせた細分化授業
『クラス単位』→『個別単位』への挑戦
②志望進路別学習の導入
『教科・科目別単位』→『志望学部 /入試方法毎』の個別課外学習への挑戦
進化を続ける夢教育
1st Point 好きで得意なことを見つけ伸ばしていく夢教育
2nd Point 25歳を人生のスタートに設定し逆算する夢教育
3rd Point 逆算の10000時間で奇跡を起こす夢教育
③コーチング手法で主体的行動を強化
『Teaching』×『Coaching』 の両立。
生徒と併走し『主体的に学ぶ姿勢』の醸成
④『夢教育メソッド』で学ぶモチベーションを継続
夢を基軸にモチベーション向上、『夢教育メソッド』で継続して東大合格を目指せる教育の実践
(特別)
①逆算の10000時間で生徒の未来に奇跡を起こす
中高時代の有限な時間を夢に向かって意識的に活用!
②大自然の中で目標を共にする仲間と集中学習
仲間と共に 150 時間以上の集中学習を行う、 毎夏恒例の 10 泊 11日の集中合宿!
③360°全方位支援で学習を最大効率化
逆算の10000 時間を可視化!
生徒を360°全方位支援する事により PDCA サイクルを最適化!
④東大に日本一近い立地がアドバンテージ
日本で一番東大に近い立地を活かし様々な場面で東大を身近に!
-----パンフレットから抜粋 終了-----
段々読んでいて分からなくなってきました。これらがうまく連動すれば良いのですが、どこまで考えられているか。。。ですね。
最後に「東大に日本一近い立地がアドバンテージ」と記載されている通り、手段を選ばずに取り組む姿勢は感じ取ることができました。
勉強時間についても記載されています。
気合は伝わってきます。"奇跡"と記載されていますが、確かに奇跡なのかもしれません。
徹底的に管理していく感じです。これについていける生徒がいることが前提になりますが。。。
仕組みも重要ですが、最終的には中学や高校に入学する時点の学力は、東大常連校よりも上にはならないと思うので、どう学力をつけるかが肝かなと思います。
なかなかうまく進めるのも大変そうですが、結果が出たらそれこそ「奇跡」でしょうね。
注目!?です。