今回は、大阪の文理高校志望者の英検取得推移について記載します。
7月に令和5年度の大阪の入試結果が公表されました。
大阪は、英検取得が過熱?!しているので、私としては注目しています。
大阪の高校入試では、一定以上の英検の級を持っていると、当日の入試点数と下記の「読み替え率」で換算した点数の高い方を採用してくれます。
※厳密に言うと、上記の通り英検とは限らないのですが、ほぼほぼ英検だろうということで、ここでは英検と記載しています。
文理高校を中心に、英検取得率が年々上がっているので、平成30年度から今年度まで並べてみてみたいと思います。
【志願者の内、英検2級以上を保持している生徒の割合】
平成30年度から5年経過しましたが、かなり取得率がアップしています。
北野高校は、100%近くになってきているので、伸びは僅かですが、他の高校の伸びは勢いがありますね。
これをグラフにしてみました。
どの高校もすごい勢いで増えているのが分かります。
後5年もすると、ほとんどの学校が90%ぐらいになりそうです。。。
【志願者の内、英検2級以上を保持している生徒数】
生徒数(志願者数)もすごい勢いで増えていますが、さすがに伸び率は下がってきそうですね。。。
次に英検準1級以上でも見てみたいと思います。
【志願者の内、英検準1級以上を保持している生徒の割合】
さすがに準1級レベルとなるとまだまだそこまで割合が多くないです。
ただ、これもすごい勢いで増えていくんでしょうね。。。きっと。
これもグラフにしてみました。
これを見ると、北野高校と天王寺高校がすごい勢いです。
天王寺高校が北野高校に追いつくことができるかが見ものです。
【志願者の内、英検準1級以上を保持している生徒数】
文理高校の志願者で88名です。
すぐ100名は超えていきそうです。
英検について一番加熱している?!と思われる大阪について、今後も注目していきたいと思います。