今回は、中学受験組の中3時点の英検取得状況について記載します。今回は4回目です。
本「首都圏版 中学受験案内 2023年度」の各学校のページのトップに中3時点の英検の取得状況が記載されていて、それを纏めたものになります。
前回は15校取り上げましたが、今回もざっと俯瞰した際に、同じような偏差値帯より英検取得率が高い中学や、低そうな中学をピックアップしたいと思います。
今回取り上げる中学は、
成城、都立白鷗高等学校附属、都立富士高等学校附属、市立稲毛国際、明治学院、田園調布学園、湘南学園、日本大学豊山、跡見学園、創価、江戸川女子、日本大学第三、西武学園文理、昌平、武蔵野東、暁星国際
の16校です。
【成城】
パターン①:取得者数に対する割合 データは3年次のみ
偏差値帯の割に準2級+2級以上の割合が多いです。高校へ進学する条件に入っているのかな。。。と思います。
【都立白鷗高等学校附属】
パターン③:中3生全員に対する割合
準2級が93%と非常に高いです。2級以上の割合の記載がありませんでしたが、恐らく準2級以上なんでしょうね。学校で積極的に取得推奨していそうです。
【都立富士高等学校附属】
パターン①:取得者数に対する割合 データは3年次の校内受検のみ
都立が続きますが、普通の公立中学でここまで取得することは不可能だと思います。この中学はそこまで英語の授業数が多くないですけどね。
【市立稲毛国際】
パターン②:受検者数に対する割合
千葉県の中高一貫校ですね。受検者数に対する割合なので多少割り引いて考える必要はありそうです。それでも高いですけどね。。。
【明治学院】
パターン①:取得者数に対する割合
この偏差値帯で言うと随分低いです。取得者数に対する割合なので、受検していない人もいることを考えると。。。ですね。
【田園調布学園】
パターン④:取得級重複あり
約77%の生徒が準2級を取得しています。ほぼ全員が受検しているようで学校側が積極的に推進していそうです。
【湘南学園】
パターン①:取得者数に対する割合 データは校内受検のみ
校内受検のみで外部で受検している生徒はいるのかもしれないですが、ちょっと取得率が低いです。
【日本大学豊山】
パターン①:取得者数に対する割合
附属校は学校の方針で取得率の高低が出そうです。この学校は少し低いです。
【跡見学園】
パターン①:取得者数に対する割合 データは校内受検のみ
この学校の準2級以上の取得率は高くないです。授業数は6時間もあるんですけどね。
【創価】
パターン①:取得者数に対する割合
偏差値でははかれない学校でしょうか。。。この偏差値帯の学校からすると率は高いと思います。
【江戸川女子】
パターン①:取得者数に対する割合
英語の授業時間が週9時間とかなり多いです。公立の倍以上ですね。それが取得率の高さを作っているように感じます。
【日本大学第三】
パターン①:取得者数に対する割合 データは校内受検のみ
附属ならではの準2級以上の取得率の低さでしょうか。。。そう言えば、高校受験の時にここの学校を受験したことを思い出しました。。。
【西武学園文理】
パターン②:受検者数に対する割合
1つ上の日本大学第三と同じ偏差値帯ですが全く率が違いますね。。。受検者数に対する割合なので多少割り引く必要がありますが。。。
【昌平】
パターン②:受検者数に対する割合
確か高校受験でも勢い?がある高校だった気がします。パターン②なので割り引く必要はありますが、勢い?がこういうところにも表れますね。
【武蔵野東】
パターン②:受検者数に対する割合
ここの学校もパターン②なので割り引く必要はありますが、率としては高いです。
【暁星国際】
パターン①:取得者数に対する割合
週の英語の授業時間が12時間と多いです。International Courseが主体だからでしょうか。それにしたら率は低いんですかね。。。
このシリーズはこれで終わりにしたいと思います。