WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

中学受験組の中3時点の英検取得状況①

今回は、中学受験組の中3時点の英検取得状況について記載します。

 

図書館で「首都圏版 中学受験案内 2023年度」を見ていたところ、各学校のページのトップに中3時点の英検の取得状況が記載されていました。

 

学校から情報収集したものを掲載しているようですので、それなりに信頼しても良さそうです。

 

声の教育社:商品情報

 

もともと、娘(中1)は中学受験をする予定がなかったこともあり、英語だけでも先行しよう!と思ってここまで来ているのですが、中学受験組の中3時点の英検の取得状況ということで、借りてじっくり見てみました。

 

今までは中学受験組とは言え、中学受験勉強と並行して英語をそれなりに勉強している家庭は少ないと考えていますが、今後は変わっていくかもしれません。。。

 

今回は、四谷大塚の合格率80%の偏差値が65以上の中学を抜粋してみます。

進学校は結構掲載されていないです。自主性に任せていて、取得状況を学校として把握していないところもかなりありそうです。

 

【偏差値が65以上の中学の中3時点の英検取得状況】

 

【説明】

・「パターン」列 番号の後ろに*がついている学校は補足あり(最後に記載)

 ①:取得者数に対する割合

 ②:受検者数に対する割合

 ③:中3生全員に対する割合

 ④:取得級重複あり

 ⑤:上記以外

・「説明2」列は、英検に対する学校の方針です。

・「英語授業数」は、中学1,2,3年の英語の週の授業時間数です。

  4→5→6 は左(4)が中1、真ん中(5)が中2、右(6)が中3の授業時間数です。

・「生徒数 中3のみ」列は、中3の生徒数です。

・「早稲田 現役」列は、早稲田大学の現役の合格者数(2021年度)です。同じ本から取りました。

 

数字は上記のパターンを加味してみる必要がありますが、ざっくりであれば数字(パーセンテージ)を眺めるだけでも良いかもしれません。

 

桜蔭は、65%が英検2級以上を取得しています。さすがです。。。英検準2級と合わせると90%です。それも授業時間がそこまで多くないにも関わらずです。私立にしてはかなり少ないです。(ちなみに公立は英語は週4時間のようです。)

 

同じように女子学院と都立小石川もかなりの比率になっています。どちらも英語の時間数はそこまで多くないです。

 

一方で豊島岡女子学園が英語の時間数は上の3校と比較して多いのですが、英検はそこまでの数字(割合)ではないですね。「受検を奨励」となっているので学校としてはそこまで積極的に推してはないのでしょうか。

 

慶應義塾は2級以上はそこまで多くないですが、準2級はものすごく多いです。

 

逆にお茶の水女子大学附属がそこまで多くないのは国立は公立と同じ時間数だからかもしれません。

 

今回取り上げた12校の内、準2級+2級が80%を超えているのが、7校です。

 

恐らく、上記の学校や、ここに含まれていない超難関校は高校の初めには英検2級は取得して2,3年で準1級にチャレンジしているものと思われます。(想像ですが。)

 

 

※下記にパターンの説明書き(「説明1」列)があるものを載せておきます。

 

娘も資格だけでも追いつかれないようにしないと。。。と改めて思いました。

 

ただ、やはり英語の授業時間数は公立より私立のほうがかなり多いです。そう考えると公立の生徒は塾なり自主学習なり英語の勉強を増やさないと中学受験組には分が悪いことは明らかです。

 

次回は、四谷大塚の合格率80%の偏差値が60-64の中学を取り上げたいと思います。