WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

採用面接で感じていること

今回は、私が採用面接をしていて感じていることを記載します。

 

私は定期的に中途採用面接をしています。

 

中途採用で応募してくる方は、大きく2つに分かれます。

 ・未経験者(20代のポテンシャル)としての採用

 ・経験者としての採用

 

最近は中途採用は活発に行われていますが、なかなか経験者が集まりません。(これは業界によるとは思います。)

 

そういうこともあり、以前より「未経験者(20代のポテンシャル)としての採用」のパターンの面接をする機会が多いです。

 

「未経験者(20代のポテンシャル)としての採用」で応募してくる方は、新入社員としてある企業に入ったものの、ステップアップしたいとの気持ちで採用活動されていると思います。

 

今は、新卒で希望の会社に入れなくても、中途採用として再チャレンジできるケースも多くありますので、良い時代だと感じています。

 

一方で、応募してきて、採用にまで至るケースは正直少ないです。

 

応募してくる方の出身大学は、国公立や早慶GMARCHクラスの方々なのですが、私が採用面接して、入社まで至ったのは、昨年度は1人だけでした。(母数はそれなりに多いのですが。)

 

採用面接は、当たり前ですが、

 ・志望動機

 ・経験(現在、何の仕事をしていて、何を得たのか)

などを聞くのですが、

 

未経験者であれば、「なぜその業務をすることを希望しているのか、今までの経験で活かせるものがあるか」を知りたいのですが、明確に答えられる人が少ないのが現状です。

 

そんなはずはないのでは?と感じる方が多いとは思いますが、それが実態です。

 

世の中的には大学受験で成功した方々ですので、すごく勿体ないなと考えています。

 

現代は、中途採用として再チャレンジできると記載しましたが、何気に1社目が非常に重要なのでは?と最近思っています。

 

最初に入った会社で社会のいろはを学びますが、その会社や業務、周りの人が、その人に与える影響は非常に大きく、それに慣れた結果、そこから外に出ようと思ってもなかなかそれ以外への想像が働かないのかなと。

 

親の視点で見ると、子どもがある程度の大学に入学すれば成功と思いますが、社会でしっかり生きていくことがより大事ということを考えると、今回のようなことは、子ども伝えていかないといけないな。。。と思っています。

(ここが今回の言いたいことです!)

 

直近で採用面接をした方は、自分自身がどこ(何の業務をするところ)に応募してきたのかも理解していませんでした。。。(さすがにどの会社に応募してきたのかはご存じでしたが。)

 

私の所属する組織に応募してきたのであれば、必ず出てくるキーワードがあるのですが、最後までそれが出ませんでした。

 

そういう方でも40分ぐらいは面接をしないといけないのが少々辛いところです。。。