今回は、来年度から変更が発表された英検の試験内容について記載します。
2024年度1回から英検の試験内容が変更されるようです。
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2023/pdf/20230706_info_eiken.pdf
(一次試験のところを拡大)
簡単に書くと、「Writing」の問題数が増えて、試験時間はそんなに変わらないので、「Reading」の問題を減らすということのようです。
Writingは、
1級、準1級、2級:要約問題を追加
準2級、3級:Eメール問題を追加
となっています。
サンプルが提示されています。
(英検2級) 要約
現在の意見論述はそのままかは分かりませんが、比較的自由に記載できる意見論述と、ある程度文章に沿って記載が求められる要約が組み合わさることでバランスが取れるようになるのかなと思いました。
普通の人は、上記文章を読んで、日本語で簡単に要約してから書く必要があると思われるので、コツはいるかもしれません。
(英検準2級) Eメールの返信
Eメールに対して、ただ返信するのはなく、下線部の具体的な質問を2つする必要があるんですね。(上記だとロボットペットの質問です。)
そんなに難しいことはないのかな?!
英検は、Reading、Writing、Listeningで構成されていますが、それぞれ合計スコアは同じなので、1問しかないWritingの配点が随分高い印象がありました。
それの是正の目的もありそうです。
Writingが増えることで、Readingの問題が減るとのことで、語彙を答える問題と長文は1問は減りそうです。つまり、
Writingの問題が増える
→問題数が倍になるも、合計スコアは変わらないので、1問あたりのスコアは下がる。
Readingの問題が減る
→問題数が減って、合計スコアは変わらないので、1問あたりのスコアは上がる。
ということかと思います。
Writingのスコアは間違いなく取りにくくなるはずなので、検定を受ける方は今年度中に受験したほうが良いのかもしれません。
資格系の問題がリニューアルする際は、リニューアル1回目は受かりやすいというイメージがありますが、どうなるでしょうか。。。
娘に、英検の内容が変わり、Writingは増えるらしいよと伝えたら。。。「No!」と言ってました。。。
今、英語塾で勉強している中で、Writingに苦戦しているからですね。。。