今回は、昨日の下記記事を見て考えたことを記載します。
【受験論】塾選びが難しいのは講師のレベルが相対的によく分からないから。 | 豊中の塾講師のブログ
記事から抜粋しますが、
------------抜粋
「良い先生」・・という言い方が適切かどうかは分かりませんが、世の中には確かにそういう「生徒さんの受験生としての位置情報とスペック」を素早く、そして確かに把握できる先生というのがいるのですが、ただどの先生につけばそういう有効なガイドを受けられるのか?っていうのがなかなか見えないと思うんですね。
------------抜粋
まさにこれが重要かなと思います。
子どもの現状をきちんと把握でき、今後どの様に取り組んでいければ良いのかをきちんとアドバイスできる先生がいれば、親としてはこの先生(または塾)についていこう!となりますね。
問題は、記事にもありますが、上記のような先生はどこにいらっしゃるんだろう?ということかなと思います。
以前、娘の兄で高額な?!家庭教師に頼んだことがありました。
その時、私の期待したことは、勿論成績のアップなのですが、授業中だけで成績アップさせるのは難しいと思うので、
・苦手だった数学の根本の理由を探り、どうすれば良いかのアドバイスが欲しい。
ということだったのですが、結果的にはそれは叶いませんでした。
私のイメージは、最初は進める授業はしなくて良いので、何に躓いていてどこからやるべきか?という根本原因を探って欲しかったのですが、そこは合いませんでした。
授業はそれなりに上手かったんだろうと思います。例えば試験の過去問から傾向を探り、娘の兄が特に不得意だった作図を集中的にやり、部分点を取るといったことはできていました。
ただそれだけであればそこまで高額である必要はないのかな。。。と感じました。
つまり、高額な先生と言えども難しい領域なのかなと思いました。一方でそこまで高額でない先生でもできる方はできると思います。
結論的には運に任せるしか。。。ないのかなと思いました。
ちょっと違う観点になりますが、
娘の兄は、大手個別指導塾に通っていましたが、親として良かったなと思ったのは、高校のそれぞれの特長(事情?)や、高校受験の仕組みを教えてくれたことですね。
通常、どの塾でも高校受験の説明会を開いていると思いますが、説明会では表面的なことしか説明していないのかなと思います。
勿論、特定の高校をターゲットとした説明会であれば違うのかもしれませんが、そういう高校は限られそうです。
娘の兄の教室にこの道30年のベテラン先生がいました。中学3年の秋にその先生と面談をした際に、
・志望校の校風や特長や、コースによる違い
・大学を見据えた場合、どこが良いか
・娘の兄の性格を考えた際に志望校の中ではどこが良さそうか
といったことを教えてくれました。
それまでの面談は違う方だったのですが、上記のようなことはあまり教えてくれませんでしたね。
同じ塾でも先生に差がある訳ですから、運に任せるしかないな。。。と思う次第です。
また、この道30年のベテラン先生は英語の先生ですが、県のテストの答案を見て、
・県のテストではここを多く間違っているけど、志望校ではそこは出ないので勉強は必要ない
といったアドバイスをしてくれていました。
娘の兄は単願で入学したので、ほとんど不合格のない受験ということもあり、効果は大きくないアドバイスではあったものの、この様なアドバイスをくれるとおっ!となりますね。
塾の先生についてはまだ書きたいことがあるので、また書きたいなと思います。