今回は、埼玉の公立TOP10(入学時の偏差値)大学現役進学率の推移(6年)を見てみます。
TOP10の高校の進学実績(現役)が年々伸びているのかどうかを見てみたいと思います。
毎年、夏前に雑誌「サンデー毎日」が進学実績の特集をしてくれています。これは合格者数ではなく、実際に現役で進学した生徒数を高校別に掲載しています。
今回の情報はそこから取得しています。
(今回取り上げた高校)
埼玉県の公立高校偏差値ランキング 2023年度最新版|みんなの高校情報
大宮高校、浦和高校、浦和第一女子高校、春日部高校、川越高校、
さいたま市立浦和高校、川越女子高校、越谷北高校、所沢北高校、
不動岡高校、蕨高校
【大宮高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
徐々に伸びてきています。でも2018年時点ではそこまでよくなかったんですね。
進学実績が明らかに伸びていることが分かるので今後は楽しみです。浦和高校と比較して、私立へ進学される方が多いです。
【浦和高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
長らく埼玉県No.1高校ですが現役は弱かったということでしょう。近々大宮高校に追いつくかもしれません。
難関10国立大は大宮高校を圧倒しています。GMARCHへは進学する人は少ないです。
【浦和第一女子高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
*2022年度は学校のホームページより取得
右肩上がりに来ています。今までが低かったように感じますね。女子校ということもあるかもしれませんが。
難関10国立大は低いです。大宮高校と浦和高校に差をつけられています。
【春日部高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
順調に伸びています。ただ40%台に乗るのは少し時間かかるのかなと。
GMARCHが多いです。難関10国立大は低いです。
【川越高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
2022年に一気に伸びました。今年の進学率も同様であれば本物かもしれません。
2022年は国公立への進学者数が大きく伸びていました。難関10国立大では北海道大学と東北大学が伸びていました。
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
最近入試時の倍率が高いだけあり?!、伸び盛りです。
国公立も多いですし、GMARCHも多いです。GMARCHまで入れると大宮高校と同等の進学率になります。
【川越女子高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
川越女子も順調に伸びています。どの高校も国公立重視に変わってきたのでしょうか。
GMARCHの進学率が60%が見えてきました。同じ女子校の浦和一女には内容は少し劣ります。
【越谷北高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
さすがに8校目となると20%台になります。
国公立の人数を増やしていけるかが鍵のようです。
【所沢北高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
2020年以前はデータが掲載されていませんでした。前の越谷北と同レベルでしょうか。
GMARCHが中心ですね。
【不動岡高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
順調に伸びています。前の越谷北と所沢北より上です。
国公立への進学者が100人目前です。
【蕨高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
データがない年もありますが一定水準は維持しているのかなと。
2022年のGMARCHへの進学者数91人は多いです。最初からGMARCH狙いの人が多そうです。
現役の進学者数が掲載されている資料はほとんどないので、違う切り口でも見ていきたいと思います。