今回は、東京・神奈川・千葉・埼玉のNo.1公立高校の大学現役進学率の推移(5 or 6年)を見てみます。
以前、以下の記事で、日比谷高校、横浜翠嵐高校、県立千葉高校、県立浦和高校の大学合格の比較をしました。
(大学合格実績比較)日比谷vs横浜翠嵐vs県立千葉vs県立浦和 | winningticket-2025のブログ
今回は、これらの高校が進学実績(現役)が年々伸びているのかどうかを見てみたいと思います。
毎年、夏前に雑誌「サンデー毎日」が進学実績の特集をしてくれています。これは合格者数ではなく、実際に現役で進学した生徒数を高校別に掲載しています。
今回の情報はそこから取得しています。
【日比谷高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
日比谷高校の2017年~2022年の進学率推移です。
これを見ると年々実績が伸びていることが分かります。2022年は約62%の生徒が現役で国公立か早慶に進学しています。
2022年は2021年から少し率が下がっていますが、2017年からするとかなり上昇しています。
国公立+早慶+上理+GMARCHで約70%です。この人数を見ると、上理やGMARCHで合格した生徒の多く浪人しているものと思います。
【横浜翠嵐高校】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
日比谷高校と同じような進学率になっています。60%以上の生徒が国公立や早慶に現役で進学しているのはさすがです。
日比谷高校ほどではないですが、ここ6年でかなり上昇しています。
ここも日比谷高校と同様、上理やGMARCHで合格した生徒の多く浪人しているものと思います。
それにしても2021年は、国公立+早慶+上理+GMARCHで80%近いです。。。上理やGMARCHで合格したものの浪人した生徒も一定数いることを考えると、よく言われる下位25%は「深○○」といったことはこの高校には当てはまらないのでしょうか。。。
【県立千葉】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
最新の2022年の情報がなかったので、2021年までの5年の推移になります。
日比谷高校や横浜翠嵐高校ほどではないですが、着実に実績を伸ばしていることが分かります。
50%以上の生徒が国公立や早慶に現役で進学しているのは立派でしょう。
GMARCHまで入れると60%超えています。
【県立浦和】
進学率=(全国国公立大と早慶の現役進学者数)÷卒業生徒数 で算出しています。
もともと浪人が多い学校ですが、着実に現役の進学率が上昇しています。県立千葉の2022年のデータがないですが、県立千葉にかなり近づいているものと思われます。
2018年から4年で20%近く上げているのは素晴らしいの一言ではないでしょうか。
2022年で国公立+早慶と、国公立+早慶+上理+GMARCHで4%しか変わらないので、上理、GMARCHだと浪人している方が多いと思われます。
現役志向が強くなっていることも多いとは思いますが、今回取り上げた県立トップ校は着実に現役での実績を上げていることが分かりました。
No.1校だけ取り上げても。。。というところはあるので、東京・神奈川・千葉・埼玉の上位校についても記載したいと思います。