WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

本 大学受験 「情報戦」を制して合格する勉強法  を読んで①

今回は、本「開成・東大卒が教える 大学受験 「情報戦」を制して合格する勉強法」を読んでメモしたところを記載していきます。何回かに分けて記載していきます。

 

「開成・東大卒が教える 大学受験 「情報戦」を制して合格する勉強法」 小林 尚[なし] - KADOKAWA

 

私は随分前に県立の進学校から私立理系の大学に進んでいますが、正直大学入試の仕組みが分かっていないこともあり、この本を読んでみました。

 

*「・」で始まる箇所は引用したところで、「→」は私の考えとなります。

 

(第一章 勉強法の基本的な情報について)

・大学進学率は55%なので、大学受験で偏差値50は、同年齢の100人中約27番目あたりになる。
・偏差値50~60の高校に通っている生徒は大学受験の下位層(指定校推薦以外、学校の勉強だけでは歯が立たない)

→これが現実ですよね。アバウトな計算だとは思いますが、下記サイトからすると「MARCHは大学進学者の中で同学年の上位13パーセントから15パーセントにいなければいけません。」ということです。MARCH以上に行くことは凄いことなんですね。

MARCH(マーチ)は上位何パーセント?同年代の人数から計算してみた

 

・英語は中学3年間で高校までの基本的な文法をすべてやり切って、残りの高校3年間は入試レベルの問題を解いている学校も多い。
・高校のカリキュラムはこれまでの進学実績に沿って、クラスの平均層向けに設定されている。
・各地域の進学校でも英語と数学以外の理科や地歴公民の範囲が終わるのが高3の秋以降という高校はざらにある。
・高校の進度にとらわれず、最低でも英語と数学は自分でバリバリ進める必要がある。

中高一貫と高校受験組の差が分かる文章です。理系であれば数学をどれだけ先に進められるかがカギなんですね。こう考えるとすべての単元を網羅してはいなとは言え、公文で先取りすることが大事だということが分かりますね・・・。(って娘は辞めてしまいましたが。。。)

 

・有名大を志望するなら、学校の授業以外に最低3000時間の勉強が必要。
・自分の志望校対策は、過去問を使って自分でやる。

→3000時間は3年間で割ると3時間/日なので、無理ということはなさそうです。

 

・東大合格者ランキングの上位に入るような私立中高一貫校の生徒の多くは高2の夏や秋に部活を引退している。
・大学受験を考えた際に、部活を本気で最後までやり通すという選択肢は必ずしも正解にならない。

→部活を本気でやる場合は浪人も覚悟ということでしょうか。前に記載した記事で浦和高校の浪人率が非常に高かったですが、きっと部活も関係しているんでしょうね。

 

・塾を否定し、課題や補講で生徒を拘束するのが自称進学校
・自称進学校は関東では比較的少なく、西日本や南日本に多い傾向。九州は特出している。

→塾を否定する、もしくは必要ないと説明している学校はまだそれなりにありそうです。どの大学に行きたいのか、その大学へその高校からどの様な方法で合格したのかが分かると良いのですが。。。結局、塾や予備校は必須なんですよね。どこに行っても。

 

・先取り学習こそ受験勉強の生命線
・過去問演習は時間との戦い。英語が顕著で時間配分を厳しくして運用スピードを問う大学が非常に増えている。

→先取りですね。先取り。。。高校受験だけでなく、先も見通さないといけないですね。中高一貫校でも少なくとも中学の間は数学と英語にほとんどの力を注いでも良いぐらいだそうで、その層と大学受験を競うのは相当大変なことが分かります。。。

 

次回に続けます。