今回は、週刊ダイヤモンドの大学特集を見て日本の行く末が少し心配になったことを記載します。
週刊ダイヤモンド 8/6・13合併特大号に、下記のようなグラフが掲載されていました。
(実際は少し違うグラフです。)
2022年度入試の受験環境 | 2022年度入試情報 | 河合塾 Kei-Net
現在の日本は人口が徐々に減っていることはご存じの通りで、昨年は約60万人も減ったとのことです。
日本人の人口が13年連続で減少。1年間で60万人以上減る - シニアガイド
60万人とは鳥取県の人口よりも多い数となります。
上記グラフを見ると、大学の定員は、子どもの数が減っているのとは逆で徐々に増えているようです。
そこで、子どもの数と大学の定員について比べてみました。
上記項目を簡単に説明すると、
A:
上記の人口は下記の2021年10月時点の情報を使っています。
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2021np/pdf/2021np.pdf
B:
定員は2020年度の61万人で固定しました。(今後も増えるかもしれませんが。)
B÷A:
その年齢の人口の何%の枠が大学入学定員にあるのか。
C (A×0.57):
一番上のグラフを見るとここ3年は、その年齢の人の約57%が大学を志願者しているとのことで、その57%がずっと続いた際に、何人が大学入学を志望するかの人数
D:
定員(B)に対して何人過剰なのか不足しているのか。赤のところは志望者全員が大学に入っても定員を埋められない人数を指します。
これを見ると先行きが暗いですね。。。日本としては
・なるべく大学へ行くような教育をしていく
・大学の定員を減らす
・大学を淘汰する
ようなことをしていかないと。。。大学の経営は大変になりますね。。。
今の0歳世代は、大学の定員が増えなかった場合、73.5%の人が大学に入れる計算になります。また、大学志望割合が57%から上がらなかった場合、13万人以上の席が空席になりますね。
娘の生まれた年から12年しか経過していないのに20万人も減っているなんて。。。日本はどうなっていくんでしょう。。。と考えさせられたダイヤモンドのグラフでした。