今回は、横浜翠嵐を受験する生徒の点数を見て考えたことを記載します。
私は神奈川県の進学校出身です。私の時代は湘南高校が一番で、厚木高校が追い上げていた気がします。今は横浜翠嵐が圧倒的な存在なんですね。日比谷高校もそうですが、公立でも変われるんですね。
下記の記事を見ると、横浜翠嵐が頑張っているのが分かりますね。
東大現役合格者数10年で7→44人の「横浜翠嵐」 公立3年間校の限界ぎりぎりの秘策〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
(ちなみに私の出身高校も現在もまーまーの位置を維持しています。)
今年の入試の神奈川県の平均点数は下記のようです。
http://www.pref.kanagawa.jp/documents/46164/r04gakuryokukensakekka.pdf
平均得点を見るとそこまで高くはないなと思いました。
で、横浜翠嵐を受験する生徒がどの程度点数を取っているのかの参考として、神奈川で圧倒的な実績を誇るSTEP(ステップ)にありました。
22入試速報4_6科目自己採点平均点速報.pdf - Google ドライブ
(注意)上記はあくまで自己採点なので、正確性は多少落ちると思われます。
社会と理科と英語は凄いですね。これ、平均です。特に社会はかなりの生徒が100点だったと思われます。
ちなみに、STEPでもかなりの生徒が不合格になっていますね。上の数字は不合格者も入った点数だと考えると恐ろしいです。。。
学力向上進学重点校のステップ生合格率【2022年度神奈川県公立高校入試】 - STEPあれこれブログ
随分前置きが長くなりましたが。。。
社会と理科と英語がここまで点数が高いということは、この3科で点を稼ぐ構造になっていると思います。(≒ここで点を落とせない構造)
神奈川県は全高校共通試験になっているんだと思いますが、東京や埼玉のように進学校は試験を変えても良いのではないかと思いました。
100点を求められるテストよりも、難易度を上げて差をつけるテストのほうが公平な気がしますし、(変なミスで不合格になってしまった生徒もいるのではないか?という意味です。)大学受験にも繋がりやすいのかなと。。。
私が大学受験時に、私は受験しなかったのですが、慶應の数学のテストが簡単で100点が多く出た結果、通常だと合格しなさそうな生徒が、私の周りでも何名も合格したということがありました。
テストなので時の運なのですが、その学校に合った難易度の問題のほうが適切に学力レベルをはかれるのではないかと思います。
。。。一つの意見として捉えていただけると助かります。。。