今回は、週刊朝日の「難関・有名私大 実合格者数」から、早慶上理GMARCHの現役の実合格者率ランキングについて記載します。
5月末で、雑誌「週刊朝日」が休刊になりました。
来年以降の大学受験速報は、サンデー毎日に託されました?!
週刊朝日の以下の号の「難関私大に強い全国1527高校」の情報から、早慶上理GMARCHの現役の実合格者率(※)ランキングを算出しました。
(※)現役実合格者数÷卒業者数
私立大学の合格者数は一人で複数学部に合格している可能性が高いので、実質何人が合格したのかが分かりにくいです。
その実合格者数を各高校にアンケートして、纏めた情報だそうです。
浪人の数は、学校でもなかなか把握するのは難しいということで、現役者に限っているようです。
【早稲田大学】
このランキングに全ての高校が記載されている訳ではないので、実質のトップ20ではないです。
上位は錚々たる高校が並んでいます。
ここでのトップの聖光学院は現役で45%の生徒が早稲田大学に合格しています。きっと受験していない生徒もいると思うので、そう考えるとすごい数字なのかもしれません。
公立では日比谷です。今年は昨年より実績が振るわなかったようで、来年以降の巻き返しが期待されます。
こう見ると、中高一貫校が多いです。高校から入れる公立は日比谷と横浜翠嵐だけです。
【慶應義塾大学】
早稲田に続き、聖光学院がトップです。
日比谷高校が早稲田大学には入っていましたが、慶應義塾大学ではトップ20には入っていないのは、日比谷は早稲田大学よりなのでしょうか。
取り上げている高校で、早稲田大学より慶應義塾大学のほうが率として高いのは、
頌栄女子、洗足学園、浅野です。
【上智大学】
上智大学は頌栄女子が圧倒的に多いです。なんでこんなに多いのだろう。
上位には女子高校が多いのが特長かなと思います。
【東京理科大学】
東京理科大学はほぼ理系なので、ここの高校が理系が多い学校なのかなと思います。
東京理科大学になると公立高校も結構入ってきます。
横浜翠嵐、大宮、船橋県立、東葛飾、青山、横浜サイエンスフロンティアあたりです。
市川と芝が30%を超えていますが、一つの高校で30%を超えるのは多いですよね。
【明治大学】
神奈川の柏陽がトップです。明治大学に現役で40%以上の生徒が合格するのは、相当な実績のように感じます。川和も同様に素晴らしい結果なのかなと思います。
明治大学になると大分顔ぶれが変わります。
【青山学院大学】
ここまで記載して気づくのは頌栄女子が東京理科大学以外が上位に顔を出しているとことです。
青山学院大学も神奈川の高校が多いです。多摩、柏陽、川和、小田原、大和、鎌倉、希望ケ丘と7高校も入っています。
【立教大学】
また、頌栄女子がトップです。すごいですね。。。本当に。
女子高が多いですが、今まで出てこなかった高校としては淑徳与野でしょうか。
公立高校の顔ぶれも若干今までと異なります。千葉東、文京、三田、稲毛は今まで入っていなかったと思います。
【中央大学】
立川中教がトップです。高校から入れる高校が多くなっています。
19位に群馬の高崎が入ってきているのも特長でしょうか。
【法政大学】
高校受験の併願校で有名な朋優学院が上位に入ってきています。
20高校中、高校から入れるのが17高校になっています。。。
進学校に入って、法政大学レベルを目指すのが王道なのかな。
【学習院大学】
他の大学と比較して、割合の数字が小さいです。このランキングは雑誌から目で抽出しているので、漏れがあるかもしれません。。。
割合の数字が小さいのは学習院大学は色々な高校から入学しているってことでしょうか。
週刊朝日が休刊し、この様なデータが取れなくなるのは、少し寂しいです。。。