今回は、東大現役合格者数31位～40位の大学現役進学率の推移（7年）を見てみます
東大現役合格者数31位～40位の高校が進学実績（現役）が年々伸びているのかどうかを見てみたいと思います。
毎年、夏前に雑誌「サンデー毎日」が進学実績の特集をしてくれています。これは合格者数ではなく、実際に現役で進学した生徒数を高校別に掲載しています。
今年の東大現役合格者数31位～40位の高校は以下の高校のようです。
2023年 東京大学 合格者 高校別ランキング 現役合格数順 | インターエデュ
立命館慶祥高等学校 (北海道 共学)
攻玉社高等学校 (東京都 男子校)
洛南高等学校 (京都府 共学)
雙葉高等学校 (東京都 女子校)
茨城県立水戸第一高等学校 (茨城県 共学)
横浜市立南高等学校 (神奈川県 共学)
本郷高等学校 (東京都 男子校)
愛知県立一宮高等学校 (愛知県)
広島学院高等学校 (広島県 男子校)
栄東高等学校 (埼玉県 共学)
四日市高等学校 (三重県 共学)
これぐらいの順位になると色々な種類の学校が出てきますね。
※下記グラフの進学率は、
進学率＝（全国国公立大計と早慶の現役進学者数）÷卒業生徒数 で算出しています。
【立命館慶祥高等学校 (北海道 共学)】 東大現役合格者数：12名
北海道の高校で、立命館の附属校のようです。それで東大に12名の現役進学者を出しているのはすごいのかもしれません。
黄色の進学率は7年で最高の数値のところにつけています。
難関10国立大学は東大と北海道大が多いです。
【攻玉社高等学校 (東京都 男子校)】 東大現役合格者数：12名
7年だけ見ると少し下降傾向でしょうか。。。
国公立よりも私立へ行く傾向にありそうです。早慶に20%の人が進学しています。
【洛南高等学校 (京都府 共学)】 東大現役合格者数：12名
京都の高校です。現役進学率は安定していますね。
2023年は京大へ62名、阪大へ25名進学しています。
【雙葉高等学校 (東京都 女子校)】 東大現役合格者数：12名
現役志向の女子校とすると少し物足りなく感じます？！でしょうか。
難関10国立大は15名の内、東大が12名です。偏りが見られますね。
【茨城県立水戸第一高等学校 (茨城県 共学)】 東大現役合格者数：11名
ここに登場する公立高校の進学率は好調に推移している学校が多いです。水戸第一は2020年以降、40%台が普通になっています。
難関10国立大は東大と東北大が多いようです。地域柄、筑波大（32名）も多いです。
【横浜市立南高等学校 (神奈川県 共学)】 東大現役合格者数：11名
2021年から進学率が40%台に上がっています。
国立大学では地域もありますが横浜国立大が多い（10名）です。GMARCHまでの進学率が60%超えています。
【本郷高等学校 (東京都 男子校)】 東大現役合格者数：11名
2021年に40%超えていますが、それ以外は30%台です。
GMARCHまでで約60%の現役進学率ですが、色々なレベルの生徒がいそうな学校です。その中では早慶が多いのかな。
【愛知県立一宮高等学校 (愛知県)】 東大現役合格者数：10名
国公立＋早慶の現役進学率を50%を超えています。安定した進学率ですね。
名古屋大に60名進学しています。浪人も合した合格者数は第2位のようです。名古屋工業大、名古屋市立大も多いようです。
【広島学院高等学校 (広島県 男子校)】 東大現役合格者数：10名
広島の高校です。進学率が40%台で安定していますが、2021年は焦ったでしょうね。
国公立志向です。広島大へ19名（2023年）となっています。7年では2017年が一番良い実績だったようですが、2023年もそこに近づいていますね。
【栄東高等学校 (埼玉県 共学)】 東大現役合格者数：10名
有名な栄東の進学率です。いかがでしょうか。結構厳しい進学率ですね。。。
GMARCHまでで50%の進学率です。中学入学組と高校入学組の力関係はどうなんでしょうか。。。ね。
【四日市高等学校 (三重県 共学)】 東大現役合格者数：10名
安定した進学率です。
国公立志向ですね。2023年は名古屋大が22名、三重大が31名です。
明日は、41位から50位の高校を見てみたいと思います。
