今回は、埼玉県の主要公立高校の、2021年度と2022年度入試で合格した方の偏差値を比較します。
以下の2つの記事で、2021年度と2022年度入試の高校間の、偏差値の比較を実施しました。
(2021年度)
公立トップ校から一つ下の高校に進んだらどこの位置(順位)になるか(埼玉県) - WinningTicket’s blog
(2022年度)
公立トップ校から一つ下の高校に進んだらどこの位置(順位)になるか(埼玉県・2022年度入試) - WinningTicket’s blog
今回は同じ高校の偏差値を比較し、学年間の差があるかどうかを見たいと思います。
偏差値は、その高校に合格した方の、北辰テストの偏差値となります。
【浦和高校】
上記はその偏差値帯までの累積の割合を表したものです。
差は、2022年度の割合から2021年度の割合を引いたものになります。
(プラスであれば2022年度のほうが優秀で、マイナスであれば2021年度のほうが優秀と考えることができます。)
これは単純に偏差値比較しただけなので、必ずしもそれだけでその学年のほうが優秀とか、そうでないかは単純には分からないのですが、2022年度と2021年度で学年間の学力差はないという前提で見ています。(学年全体でそこまで大きな差はないと思っていますが。。。)
浦和高校は、上位層がマイナスになっています。つまり2021年度のほうが優秀と言えるのかもしれません。
偏差値72以上の割合が7%違うので、それなりに差はあるのかなと思います。
これは現在の高校2年生と3年生の比較ですが、大学実績がどうなるか。。。は検証してみたいと思います。(当分先の話になりますが。。。)
【大宮高校】
浦和高校と異なり、大宮高校は2022年度のほうが偏差値が良いですね。偏差値73以上の高偏差値が10%近く多くいるので、2022年度世代は楽しみ?!なのかもしれません。
※2021年度が通常年度より悪い可能性はありますが。。。
【浦和第一女子】
浦和第一女子は2022年度のほうが良いですね。偏差値70以上の割合が14%以上高いです。
【市立浦和】
市立浦和は2022年度と2021年度でそこまで差がないですね。入試の倍率が2倍を超えていると思いますが、偏差値60近辺で合格している生徒もいるんですね。きっと。。。内申が45とかなんでしょうか。
【県立川越】
県立川越は2021年度のほうが良いですが、そこまで大きくは変わらないようです。
【川越女子】
川越女子の上位層はほぼ同じようです。偏差値67-69のこの高校としては中間層が、2022年度は少ないようですね。
【越谷北】
越谷北は、偏差値65-66の中間層が、2022年度が多くなっています。
【所沢北】
所沢北は赤字(マイナス)が多いですが、ほぼ同じぐらいの偏差値です。
【春日部】
春日部は、そこまで開いている訳ではないですが、2021年度のほうが良さそうです。
【蕨】
蕨は、偏差値66-68が2022年度は少し増えていますね。上位層が増えているので良い傾向なのではないでしょうか。
【浦和西】
浦和西はほぼ同じです。
【不動岡】
不動岡は、ほぼ変わらないですね。
【越ケ谷】
越ケ谷もほぼ変わらないです。
さてさて、再来年の現在高校2年生の実績が出たら、現在高校3年生の実績と比較してみようと思います。
中学時代の成績とどれだけ相関があるのかしら。。。