今回は、早稲田大学本庄高等学院の募集人員変更(2026年度~)について記載します。
昨日、早稲田本庄から「2026年度以降の入学試験における募集人員の変更について」という発表がありました。
https://www.waseda.jp/school/honjo/assets/uploads/2024/03/e1e0c0d539ad4479379a1cc4f72e3b86.pdf
男子の人数を減らして、女子の人数を増やすというものです。
一般、帰国、α選抜の合計で考えると、合計人数は変わらないですね。
男子 約160名 → 約135名(ー25名)
女子 約110名 → 約135名(+25名)
一般で考えると、男子が5名減り、女子の人数が25名増えます。
男子 約100名 → 約95名(ー5名)
女子 約70名 → 約95名(+25名)
つまり一般が増えて、推薦を減らすことになりますが、早稲田本庄の場合は入学者の40~45%が推薦で、通常の高校より推薦が多かったこともあり、影響は少ないのかなと思いました。
これは2026年4月入学者から適用ということで、娘(中2)の学年には適用されないのは残念なところです。
昨今、難関校の女子の募集人員(一般受験)は減少傾向だったので良い傾向ではないでしょうか。
早稲田実業 :2022年度入試から女子は約40名→約30名に変更
慶應女子 :2024年度入試から約80名→約70名に変更
個人的な意見になりますが、大学受験は男子の方が強いイメージがありますが、早慶附属校の場合は、大学進学へは学校の成績が重要になるので、コツコツ取り組む女子の方が良い面がありそうです。
(参考)
附属出身の後輩から聞いたこと① - WinningTicket’s blog
附属出身の後輩から聞いたこと② - WinningTicket’s blog
今回の人数変更により、元々合格者数を多く発表する高校ですが、男子の合格者数は減り、女子の合格者数は増えるでしょう。
以下は、今年の入試結果(一般)です。
今年の合格者数で単純計算すると、
男子が約100名→約95名の場合、475名→451名(ー24名)
女子が約70名→約95名の場合、220名→298名(+78名)
となります。女子が大幅に増えそうです。
一方で入学者で見ると少し違うようです。
早稲田本庄の合格辞退率(2017~2023年度入試) - WinningTicket’s blog
実際の入学者数(一般)で見ると、
2023年度 男子:95名 女子:80名
2022年度 男子:90名 女子:73名
2021年度 男子:86名 女子:79名
2020年度 男子:92名 女子:68名
2019年度 男子:94名 女子:69名
2018年度 男子:83名 女子:60名
2017年度 男子:81名 女子:66名
となり、男子は95名を上回ったことがないです。つまり募集人員を減らしても合格者数はそこまで変わらないのかなと思いました。
一方で女子はここ3年は募集人員の約70名を上回っていることもあり、上記で単純計算したほどの人数は増えないかもしれないです。
結論は、一般入試だけですが、男子の合格者数はそこまで変わらず、女子は40名ぐらい増えるのかなと思いました。
これを機に他の附属高校でも増える動きがあると良いですね。娘の受験には間に合わないですが。。。
慶應女子は、今年の入試から一般の募集人員を減らしたのにも関わらず、合格者数を多く出してきました。
まだ入学者数の発表はありませんが、もし入学者数が多かった場合は、来年の入試に影響しそうな気がしています。
入学者数が多かった場合、来年の合格者数が減りそう。
入学者数が例年通りの場合、来年の合格者数は今年とそこまで変わらなさそう。
後は、中学から上がってくる人数も影響していそうなので、どこかで見てみたいと思っています。(分かればですが。。。)