今回は、今年中学生になる子どもがどの様な塾を選んだ方が良いかについて記載します。
2年前に「有名塾(高校受験)の合格実績からみた、入塾時に注意したほうが良いこと」を記載しました。
もう2年も経過したのか。。。と思うと時の流れの速さを実感します。
上記の記事は、「高校受験で何を重視するのかで選ぶ塾が変わってくることが分かれば良いのかな。。。と思い記載しました。」という観点で記載しました。
中学受験経験者や英語や数学を先取りしているお子さんであれば、早稲アカのような、難関国立私立高校の受験に向けて進んでいく塾でも良いのかなと思います。
一方で、多くの生徒は中学校の授業、定期テストを主体に考えるのが良さそうです。
東京や神奈川を見ると、内申が公立高校だけでなく、私立高校の併願先を決める上でも大事な要素になっていて、極端に「学力>内申」にならない方が良いですね。
(子どもには色々な特性があるので、「学力>内申」にならざるを得ないケースもあることは認識しています。)
良い内申を取るためには、授業に正しく参加し、提出物は期限までにきちんと完成、提出し、テストの点数をきちんと取ることが求められます。
あくまで一般論ですが、「授業に参加し、提出物は期限までにきちんと完成、提出」というのは、子どもであっても、大人であってもやるべきことのはずです。
(普通のことができないケースもあることは認識しています。)
これらをうまく回せる習慣をつけることが非常に大事だと思います。
親が中学生の学習にどこまで関与するのか否かは、家庭によってかなり差があり、普通は、「中学生になったんだから勉強ぐらい自分でしっかりやって」という家庭の方が多いと思います。
(そういう家庭が受験ブログを見ているのか。。。は自信ないですが。。。)
「自分でしっかりやって」と言いつつ、子どもの視点から考えると、定期テストは中学校から始まるものであり、やり方が分からなくても当たり前ですね。
私としては、中1になる段階で近くの集団塾に入れ、「習慣」をその塾につけてもらうのが手っ取り早そうに思っています。
集団塾やり方は異なるかもしれませんが、多くの塾で、「提出物は期限までにきちんと完成、提出」のフォローはしてくれるはずです。
東京高校受験主義さんがXで以下のポストをしています。
中1で実力養成型の進学塾に通う方々、そろそろ学習ルートを見直す時期です。「理社を軽視し、定期テストも振るわず、都立の道が閉ざされ、大激戦のMARCH附属も届かず、進学先候補がほぼ消滅」が高校受験で最も避けるべきパターン。5科目で定期テスト対応の中学準拠ルートへの移行検討すべし。 pic.twitter.com/GMPNG5898p
— 東京高校受験主義 (@tokyokojuken) 2024年11月15日
実力養成型の進学塾とは、「定期テスト対策をしない塾」で難関国立私立高校を目指す塾・クラスを指しています。
このポストは、実力養成型の進学塾に通っている生徒で、定期テストの点数が取れていないと、実力養成型の進学塾で成績が下がってしまった場合、打つ手がなくなるので、塾やコースを変更することを検討すべしということを言っています。
言っていることは正しいのですが、本来は途中で塾を変更することはしにくいのかな。。。と思います。
であれば、まずは集団塾で定期テストで点を取る方法を学び、内申も確保できることを確認した上で、実力養成型の進学塾へ行くのが良さそうです。
娘(中3)は中1の間は、地元の集団塾にも通っていましたが、定期テストはどの程度勉強すればどれぐらいの点数が取れるかを身に付けられたのは大きかったなと思います。
多くの塾で2月もしくは3月から新中1コースが開始されると思います。この先どりが入学後に効いてきます。最初の定期テストで点が取れると大きな自信に繋がるので、お子さんの成績について悩みたくない保護者の方は検討することをオススメします。