WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

週プレの連載記事から(ひろゆきさん×成田悠輔先生)

今回は、週プレで連載されている「ひろゆきの「この件について」」からの抜粋となります。

 

雑誌の週プレでひろゆきさんがゲストと討論しているコーナーがあります。現在は6/5のブログでも取り上げた成田悠輔先生と討論しています。

 

日曜日の初耳学を観て(林修先生×成田悠輔) - WinningTicket’s blog

 

今週号では、勉強法や教育をテーマにしていました。参考になることもあるなと思ったので取り上げたいと思います。

 

成田悠輔先生のコメントを中心に取り上げます。ひろゆきさんの内容もみたい方は。。。本屋で買っていただければ。。。と思います。

 

記事の内容から抜粋して、適当に文をつないでいる部分もあります。

 

-------------

成田悠輔先生は、経済学者・米イェール大学助教授です。

東大を卒業し、MITで博士号を取得されたようです。

 

成田さんは東大卒なものの、ほとんど学校に行っていないという背景があり、その勉強法について議論していています。

成田さん曰く、自身は勉強が好きでも得意でもない。必要最低限で試験をパスするような対策を取ってきたとのこと。

大学入試は、とりあえず過去問を見て、感覚をつかんで、その問題や傾向に最適化した訓練を短時間でやる。目的達成のために合理化したことだけをやったそうです。

 

世の中の勉強は、大きく分けて3種類のまったく違う要素が混ざり合っていると言っています。

 ・試験に合格するなどゲームをクリアする手段としての勉強

 ・単に「好き」でやる勉強

 ・みんなで毎日勉強する習慣をつけて忍耐強くなるための勉強

ほとんどの人はこの3つが全部混ざっているので、勉強が非効率になっている

その典型が試験やゲームをクリアするための勉強が求められているのに、毎日何時間も教室にいることを習慣づけられていること

と語っています。

 

成田さんは勉強が好きではないので、試験のための勉強に集中していたそうで、大事なのは学校とか授業に行かないこと、大学受験の勉強でわからないことはたくさんあったけど、無視していたそうです。

 

センター試験の社会と理科を何を選択したのかを問われて、思い出すのに時間がかかっているぐらい、本人的には記憶力はそこまで高くないと思っているそうです。

(ちなみに、日本史と地理と物理だったそう。)

 

世界史のカタカナの人名や地名を覚えるのが無理で取らなかった、地理は辛うじて聞いたことがある国の名前とかもあるので選択したそうです。

 

物理を選んだのは、

物理コンプレックスというか、自然科学の世界だと物理が王様という感じがあって、物理現象の中でカチっと数学化・モデル化できない部分をやっているのが化学で、化学反応が積み重なったよくわからないものを扱っているのが生物というよくある先入観があったから。

振り返ると、英語と数学しか役に立っていないと言っています。

 

勉強が嫌いな人が多い理由は、

そもそも、なんであろうとまったく同じものを全員に今強制したら嫌いになるのではないか。

スポーツでも料理でも全員が同じものをやらなきゃいけないという制約を課している時点で、過半数の人はツラい状況になってしまう。

だから、本来はそれぞれに合った教育を一人ひとり別の形でやる仕組みに変わればそんなにツラくなくなると思う。勉強の定義を変えればよい。

と語っています。

 

選挙と学校教育は似ている部分がある。

みんな、だんだん意味がないことに気づき始めて、徐々に離脱する人が増えてきている。選挙は投票率が下がっているし、学校は不登校率が上がっている。

学校以外で勉強する仕組みがあれば離脱もする。N高校やオンラインサロンも大量にあるし、学校のレベルが低すぎて登校しなくなった子どもたちへの遠隔家庭教師なんかも増えている、という現実があるそう。

 

昔とくらべて自分の興味あることをやっている人の動画があふれている。

そして、それを見ている子どもに対して、「自分に合わない学校に行き続けろ」というロジックが親にはない。昔なら「とりあえず学校には行くものだ」とダマせていたが今だと厳しい。

 

学校のウリは階級や興味が違うなど、自分と合わない人と強制的に出会う場所という役割になる気がする。

と締めています。

-------------

 

成田悠輔先生を取り上げたのは2回目ですが、特に信者ではありません。。。が、切り口はさすがなものがあるなと思い、取り上げました。

 

ひろゆきさんと成田悠輔先生の対談はまだ5回残っているので、気になった方は見てみてください。