今回は、以前取り上げた主要高校の合格辞退率の中で、「東京学芸大附属高校の合格辞退率」がだいぶ違っていたようなのでその訂正を記載します。
主要高校の合格辞退率を調べてみました - WinningTicket’s blog
東京学芸大附属高校の合格辞退率について下記のように記載しました。
辞退率が55.6%で、情報が全て学校のHPから取れるので、辞退正確性が高いと判断していたのですがちょっと違うようです。
違ったと気づいたのは、神奈川県を中心に展開している塾の「STEP(ステップ)」の決算情報を見ていた時でした。
【2022年9月期(第44期)決算説明会資料】
https://www.stepnet.co.jp/company/data/company_2022.pdf
(内容抜粋)
上記情報を見ると、"正規合格者"という言葉が出ていて、合格者数が2種類出ていることに気づきました。。。
調べてみると、
正規合格者は、最初の合格発表段階で、学芸大附属高校への入学が許可された方で、プラスして補欠合格者も発表されているようです。
で、辞退に応じて繰り上げ合格していく形を取っているようです。
ホームページには上記で言う、正規合格者数しか出ていないのですが、実はそれなりの数の補欠合格者がいて、その方々が入学していることが分かりました。
その数が公表されていないこともあり、辞退率も分かりません。。。ということでした。
正確性はかなり落ちますが、ステップの情報から上の辞退率より近い数字を出してみたいと思います。
【算出】
・正規合格者240名の内、ステップは113名と47.08%を占めている。
・ステップは追加で70名繰り上げ合格した。
・ここで繰り上げで合格した生徒も47.08%の割合で占めていたとすると、148名の繰り上げ合格者が出たと類推できる。
・つまり240名+148名=388名が合格者と判断することができる。
下の表の黄色の箇所に388を入れると、辞退率が71.3%となりました。16%程度上昇しました。
この数字が実態により近い数字かと。。。思います。
失礼しました。。。(こういうの他にもあるのかしら。。。)