今回は、2024年入試の難関国立・私立高校の入試本番で、どれぐらいの偏差値を出したら合格したのかについて記載します。
当たり前ですが、高校によって合格者数は異なります。
受験倍率も気になるところですが、子どもが受験する高校の合格者数もざっくり頭に入れておきたいものです。
本番で合格者数以内の順位に入れば合格ですからね。(これも当たり前ですが。)
主要な高校について、一覧化してみました。
一般受験の合格者数
高校、合格者数、受験者数、偏差値(※)、割合を記載しました。
合格者数、受験者数は、一般受験の数で、各高校のページから持ってきているので、高校によって繰り上がり合格を含んでいる高校とそうでない高校はありますが、そこは無視します。
(※)偏差値は、割合(合格者数÷受験者数)から大体の偏差値を当てはめています。
一番上の開成で見ると、合格者数は180人で、受験者の中で偏差値54~55以上を取った生徒が合格している計算になります。
開成は毎年同じような合格者数なので、感覚として180人、つまり180番以内に入れば合格できる。。。という指標は意識したいものです。
偏差値を見ると面白いですね。どこの高校も50台半ばぐらいになっています。(考えてみれば比率から当たり前なのですが。)
偏差値はよく見ている数値なので何気にこちらの方がイメージ沸きやすくないですか?
上記で一番受かりにくい(=偏差値が一番高い)のは、早実の女子で、57~58になっています。
早実の女子の場合、受験者の中で偏差値57~58を取らないと合格しないということです。
当たり前ですが、高校によって受験者の母集団は異なりますが、早実の女子を受ける生徒のレベルは相当高いと思います。その中で57~58を叩き出さないといけないのはやはり厳しいなと思います。
早慶附属(男子)で、2/10の受験は慶應義塾と早実があります。
母集団はそこまで変わらないとすると、慶應義塾は偏差値53、早実(男子)は54~55と慶應義塾の方が若干受かりやすいのでしょうか。
2/12に女子は青山学院、明大明治のどちらかを受ける人は多いとは思いますが、青山学院は57~58で、明大明治は52~53と考えると受かりやすさは相当異なりそうです。母集団は、少し青山学院の方が上だと思うので。
早慶附属の男子を見ると、受験者の中で50前半の偏差値を取るのが1つの目安になりそうですが、早稲アカの模試の結果と同じような目安となっていそうです。
ハイレベルテストでも50前半という方はそれなりに多いと思いますが、やはりその辺がボーダーになりそうですね。。。
(男子のみ)
(女子のみ)