今回は、中3時点の英検取得状況(高校から入学可能な学校)について記載します。
2年前にも同じことをブログにしましたが、アップデートしたいと思います。
声の教育社の中学受験案内に中3時点の英検取得状況が掲載されています。残念ながら全校掲載されている訳ではないですが、それなりの学校が掲載されています。
その中から高校から入ることができる学校について紹介します。駿台中学生テストの偏差値表に掲載のある学校を対象としました。
英検の説明は、「英検取得状況(2023年春に高1となっている生徒の中3修了時、原則して第3回を掲載)」と記載されています。
【東京】
①首都圏模試偏差値70以上の中学
(説明)
・説明1:パターンの説明です。
・パターン:
①:取得者数に対する割合
②:受検者数に対する割合
③:中3生全員に対する割合
④:取得級重複あり
⑤:上記以外
・「説明2」列は、英検に対する学校の方針です。
・「英語授業数」は、中学1,2,3年の英語の週の授業時間数です。
4→5→6 は左(4)が中1、真ん中(5)が中2、右(6)が中3の授業時間数です。
・「生徒数 中3のみ」列は、中3の生徒数です。
・「早稲田 現役」列は、早稲田大学の現役の合格者数(2023年度)です。
小さいので、「説明1」を省略します。
このレベルの学校だと半数以上が準2級を持っているようです。広尾学園は60%が2級以上を持っているようです。慶應義塾中等部と明大明治は9割以上準2級を取得しているようです。
②首都圏模試偏差値65以上、70未満の中学
この偏差値帯になると英検2級以上の取得率が下がります。附属が多いということもあるのかしら。中学から英語を開始したとすると確かに中3までに2級まで到達するのは難しいのかな。
③首都圏模試偏差値60以上、65未満の中学
この層でも準2級以上を半数以上の生徒が保有しているようです。青稜が80%と高い数値です。英語の授業時間が多いのが良い数値をもたらしているのでしょうか。公立の倍の授業時間があります。
④首都圏模試偏差値60未満の中学
順天、創価、江戸川女子が準2級以上で60%超えています。江戸川女子は週に9時間も英語の授業があるようです。。。
【神奈川】
神奈川だと中大横浜が準2級以上が68%とトップです。山手学院は準2級以上が30%と低いですね。この辺は学校の方針にも影響を受けているのかもしれません。
【千葉】
市川はさすがです。ほとんどの生徒が準2級以上を取得しているようです。昭和学院秀英と専修大松戸も高いです。
【埼玉】
大宮開成と淑徳与野が準2級以上が90%近い数値です。西武学園文理は偏差値の割に準2級以上の取得率が高いですね。
中高一貫校についてもどこかで触れたいと思います。