今回は、円山アカデミーのブログ「中学生の英語の理想の進度とは?」について考えたことを記載します。
まずは以下をお読みください。
画像を拝借すると、これは『高1の5月の中旬頃に実施される「全統模試(河合塾主催)」の英語の問題で出題されている「熟語の問題」を「大学入試用の熟語帳」と「高校入試用の熟語帳」でどのくらい掲載されているかを比較した表です。』とのことです。
高校1年の5月の模試なので、中学校の範囲が中心と思いきや、実はそうでもないよ。。。という話しです。
確かに高校入試用の熟語より、大学入試範囲の熟語の方が多く出題されています。
5題で合計して5を超えているのは、どちらの熟語帳にも記載があるということかと思います。
実は。。。?!これは私も何十年前に経験しました。
私は、地域のトップ公立高校へ進学しましたが、中学時代は、義務教育の範囲でしか勉強しませんでした。
当時、進研ゼミで勉強していたのですが、高校コースに入って、英語が突然難しくなったのをよく覚えています。
中学コースは比較的楽にこなせていたのですが、高校コースに入っていきなり分からない単語や熟語が多く出てきました。
最初の2ヶ月はなんとかついていったのですが、結局ギブアップしました。
それで、有名な「試験にでる英単語」で地道に単語を覚え始めました。。。
動詞から覚え始め、contribute、distributeが最初に出て来たのを今でも覚えています。
公立中学の場合、ある程度学習する範囲が決まっていますし、高校受験は基本は公立中学生での戦いになりますが、高校に入ると高校受験組だろうが、中高一貫校組だろうが関係なくなるので。模試はある程度難しくせざるを得ないんだと考えています。
円山アカデミーのブログに、『「中1の4月から3月」までの1年間で「高校入試でる順ターゲット 中学英熟語400」を、「中2の4月」から「中3の8月頃」までは「速読英熟語」を使用して、きたる「高1の5月の全統模試」に間に合うように「熟語テスト」を毎週実施して、「駿台中学生テスト」を目標にした授業をしています。』と記載されています。
早稲アカの特訓生はカリキュラムに沿って学んでいけば十分対応できると思いますが、公立や私立トップ高校へ進学し、大学受験を視野に入れている方は、高校受験入学後のことを考え、仮に高校入試問題がそこまで難しくない場合でも英単語や英熟語は地道に取り組む必要がありそうです。
英検準2級や2級を取得していれば十分カバーできるかは非常に怪しいところです。なんと言っても曖昧な記憶でも合格できてしまう可能性があるのが英検ですから。。。ね。
「英語と数学は、高校入学後も見据えた学習をした方が良い」ということでしょう。
円山アカデミーのブログの大学受験を視野に記載されているので参考になりますね。