今回は、都立高校受検者から見る早慶附属等の難しさについて記載します。
前回、日比谷高校について早慶附属高校等の合格率について見ました。
日比谷高校以外の高校ではどの程度の合格率になっているのかを見てみたいと思います。
比較対象とするため、日比谷高校の合格率について再掲します。
【西】
都立では日比谷高校に次ぐ、西高校の合格率です。
母数の少なさは置いておいて、男子は立教新座の合格率は高いですが、早慶附属の合格率は50%以下です。明確に日比谷高校との差はありそうです。
女子も早大本庄学院、早稲田実業は日比谷高校の約半分の合格率です。
【国立(くにたち)】
男子は西高校とほぼ同じ様な合格率でしょうか。
女子は早稲田実業、早大本庄学院の合格率はかなり低くなっています。明大付属明治でも40%切っています。
【戸山】
戸山高校は、男子の早大高等学院、早大本庄学院の合格率は西高校や国立高校の半分になっています。
女子の場合は。。。3高校しか上がっていないようにこの層からはかなり難しいことが分かります。。。
【立川】
立川高校レベルだと早慶附属高校はかなり厳しいことが分かります。そもそも受験している人が少ないです。
【青山】
立川高校と同様です。。。
【八王子東】
追跡データの範囲では、早慶附属に合格している方はいないですね。。。
【新宿】
早大高等学院に12人受験していますが。。。
早慶附属高校を受験しているのは今回取り上げた高校のみです。
早慶附属高校でそれなりに合格者が出せるのは、日比谷高校や、2番手の西高校や国立高校までで、それ以外の高校では辛いことが分かります。
とは言いつつ、早慶附属高校を中心に目指している層はVもぎを受けていないとも思われるので、今回の結果だけでは結論までは出せないのですが。。。