今回は、本「戦略的学習計画法」のリンク集から参考になりそうな内容を記載します。
本「戦略的学習計画法」についてブログで何回か取り上げてきましたが、今でもたまにパラパラと見て、参考にできる点は娘(高1)に伝えています。
この本の最後にリンク集として58もの格言?!のようなもの、受験に参考になるものが掲載されています。
この中からいくつか取り上げたいと思います。
・緊張に対処するためのルーティンとマインドコントロール方法を身につけておこう!
試験本番で緊張するのはしょうがないことですが、それを緩和する方法を持っていると良いとのことです。
そのために普段から必ずやっているお決まりの行動(ルーティン)を試験が始まる直前に行うことで、精神状態をニュートラルに戻すやり方があると書かれています。
これで思い出すのは、将棋の七冠の藤井聡太棋士が、対局の初手を指す前に、必ずお茶を一杯飲んでいます。これも自分なりのルーティンかと思います。
娘の場合、そこまで緊張はしていないように感じますが、娘は毎日23時に寝る等々、色々なことが習慣になっているので、何か自身で作れると良さそうです。
話しが脱線しますが、娘は勉強の姿勢(身体の)があまりよくないこともあり、試しに以下のぐっポスというものを買ってみましたが、習慣化させることに失敗しました。。。
・過去問演習で時間が余ったら、絶対に「見直しの練習」を!!
過去問を制限時間内で解き終わった時に、すぐに答え合わせするのではなく、「見直しの練習」をすべきという話しです。
塾で過去問を取り組む際は、その学校の試験時間で取り組むと思いますが、自身でやった場合でもきちんとその時間取り組みましょうということですね。
マークシート形式であれば、マークミス、記号の写し間違いのチェックをしたり、英語であればスペルミスを確認したりすることを、これも習慣化すると良さそうです。
これはやっている人は多そうですが、自信のない問題の印付けや、選択肢問題で最後の二択で悩んだ箇所への印付け等々、自分にとってベストな見直しルールを編み出すと良いと書かれています。
・テストが終わったら反省的分析をしよう!
本では「全体を通しての反省」と「正答できなかった各問題の分析」をしようと書かれています。
「正答できなかった各問題の分析」は、
・知識不足
・理解不足
・ミス
・時間不足
・思考不足
と分類し、特に「知識不足」「理解不足」は復習が必須とのことです。これはその通りですね。
娘のそうですが、問題を間違った際に、その問題は復習して理解しても、そこから一歩踏み出して、例えば単元に戻るとかは。。。あまりしていない気もします。
間違った問題に対して、上記分類するだけでも、分類する際に考えないと分類できないと思うので、効果はあるように感じました。
・大学受験英語の学習の中核は"精読”!
「精読力が中途半端な状態で長文や英作文などの練習をしても、一定難度以上のレベルの英文には対応できず、難関大学レベルで得点できるようにならない場合が多いからだ」と書かれています。
娘の塾では、高1の最初から精読に取り組んでいます。高校受験では塾でもあまり取り組んでいる印象はありませんでしたが、それは時間がないから。。。かもしれません。。。
か、レベル的にそこまで必要ないか。。。
娘の場合、国語に不安があることもあり、精読は必要に感じています。英語が伸びなかった場合に痛いので。。。頑張って欲しいものです。
精読の必要有無は個人差が大きいようにも感じるので、人によってはそこまで必要ないのかもしれません。
・高校中級レベルまでの単語は、日本語から英語も書けるように!
高校中級レベルとは、例えば有名な「英単語ターゲット1900」、「システム英単語」等々です。
このレベルを1冊の単語帳からどの単語をテストされても「英語→日本語」で8割以上、「日本語→英語」で7割以上得点できることが目標だそうです。
娘の場合、この域に全く到達していないので、期限を決めて取り組む必要がありそうです。塾でもやっているもののそのスピードでは遅いのかも。。。と感じています。
・英単語帳はスピーディーに1周を終えて繰り返す!
これは有名ですよね。最初はじっくり取り組むよりスピードを優先させると。
目安は週に200単語以上のペースだそうです。約30単語/日ですか。。。なかなかの速度です。
ここまでは言わないまでも、速いは必須だと思うので、これは心がけたいものです。
「どれだけ文の中で出会ったかという経験回数が多いほど、領域としての単語のイメージがつきやすい」も確かですね。どれだけ定着させることができるか。。。が勝負なのは間違いないですね。
・長期記憶のために心がけること!
「長期記憶のためには"徹底的に覚える”ことが大切」と書かれています。「一字一句完璧にに言えるようになるまで徹底して覚えることで記憶に長く残りやすい。」と。
これも当たり前ですが、どこまで拘って徹底的にできるか。。。はかなり個人差があるようにも感じます。娘の場合は、この辺が少し弱いようにも感じています。
私も。。。なのであまり言えないですが、ほどほどで満足する。。。というのは娘も私もありそうです。
・受験期後半に苦手ジャンルの英文を集中的に読み慣れる!
「自分が苦手なジャンルの克服方法は、苦手なジャンルの英文を5~10ほど集めて、ある期間に一気に丁寧に読むというものだ。予備的な知識がつき、そのジャンルに特有の論理展開に慣れることができる」と書かれています。
「全国大学入試問題正解 英語(国公立大編/私立大編」だと最後にジャンル別の索引が付いているそうです。
確かに苦手な分野は、その知識がないことが多いので、集中的に読むことで得られるメリットは大きそうです。
。。。今回は前半の30のリンクから上記を抜粋しましたが、まだ半分残っているので、機会があればまた書くかもしれません。