今回は、国立私立中学で高校受験が必要な生徒について記載します。
昨日のメールで、娘(中3)が2年間早稲アカに通ってみて、Tクラスを維持する生徒はは、「小学校時代に英語等の先取り組」や「中学受験経験者」が多いなと思ったことを記載しました。
中学受験で国立・私立中学に入学したものの、個人的な理由で高校受験する方もそれなりにいるとは思いますが、中には国立私立中学で高校受験が必須という生徒も多くいそうです。
中学受験案内をもとに、国立・私立中学から高校受験が必要な生徒がどれぐらいいるのかを調べてみました。
上記の生徒数の合計が約1000名です。勿論、色々な進路があると思うので、全員が高校受験で難関国立・私立志望ではないのですが、これらの生徒は何気に早稲アカやサピックス等々に在籍しているように感じます。
少し補足すると、上記のサレジオ、清明学園、武蔵野東は高校がない私立ですね。
No.4以降は国立で、
・お茶の水女子大学附属→女子の一部は外部へ進学する必要があり、男子は全員外部へ進学します。
・筑波大附属→高校に上がる時に約2割の生徒は外部へ進学します。
・東京学芸大学附属系→内部進学が出来ますが、全員ができる訳ではないです。
・教育学部附属系→高校がないので、全員高校受験が必要です。
「主な合格先/進学先」列の高校は、あくまで参考にしか過ぎないですが、一部の生徒は難関国立・私立高校へ進学していることが分かります。
特に東京学芸大附属系の中学生の多くは、結果的に内部進学する生徒も含めて塾に高校受験塾に通っていそうです。
(上の表の数字は外部へ進学する生徒数なので、実際はもっと多いのかなと思います。)
これはZ会進学教室の合格実績のサイトや、早稲アカでも校舎によっては多く通っているとの情報もあり、確かかなと思っています。
私が住んでいる埼玉でも「埼玉大学教育学部附属」の生徒は名の知れた塾に多く通って、公立の御三家にも多くの生徒を送り込んでいます。
高校受験は、基本的には公立中学生の戦いではあるのですが、難関国立・私立高校に限って言えば、中学受験経験者(小学受験者や途中まで中学受験学習者含む)+公立中学生の戦いと言えるのかもしれません。
埼玉だからそう感じるのかもしれませんが、中学受験を経験している親の方がアンテナを高くはっている印象です。最初から高校受験に向かう場合、難関国立・私立高校に目を向けている親はかなり少ないのかなと思っています。
上記では高校受験が必須の生徒を取り上げましたが、国立・私立中学に入学したものの、自主的に高校受験でリベンジする生徒もそれなりの人数がいそうです。
(前に少し調べたのですが、中高一貫校で中学から高校に進級しなかった生徒がそれなりにいることが分かります。ただ、前向きな生徒だけではないと思うので、その数の評価が非常に難しいなと思い取り上げるのを止めました。)
今回の結論は、思った以上に、「中学受験経験者(小学受験者や途中まで中学受験学習者含む)」が多いんだろうな。。。ということですね。
以下にホームページに高校の進路が出ている学校を記載しておきます。
学校紹介-1日の流れ/進路について- │ サレジオ小学校・中学校
清明学園
進路指導・進学実績 | 幼稚園、初等部から中等部まで9か年一貫教育の清明学園
武蔵野東
お茶の水女子大学附属
東京学芸大学附属小金井
東京学芸大学附属竹早