今回は、主要私立大学の入学率から見た、合格に必要な偏差値について記載します。
私立大学の一般選抜では、国公立大学と異なり、募集人員よりも多くの合格者数を出します。
複数の大学・学部を併願している人も多く、合格を出しても必ずしも入学してくれるとは限らないからですね。
そういう事情もあり、私立大学の偏差値は、合格者の平均偏差値と、入学者の平均偏差値には、一定の乖離があると言われています。確かにそうだろうと思います。
。。。ということもあり、入学するために必要な偏差値を調べてみました。

合格者の偏差値はかなり幅広いのが普通ですが、入学率を加味し、上記の図の▲の偏差値を調べようというものです。
この▲の位置の偏差値を持っていると「安心」ですし、ここの偏差値がそれなりに余裕のある合格可能な偏差値とも言えそうです。
早稲田・上智・東京理科(2025年度入試)

※合格者一般、入学者一般、入学率一般は、本「大学の真の実力 情報公開BOOK」の情報をもとに算出しました。
※入学率一般から河合塾の冊子「栄冠めざして」の情報をもとに合格可能偏差値帯を調査しました。偏差値は河合塾の全統模試のもののようです。
※難易度予想は、河合塾の合否の可能性が50%の偏差値です。
偏差値は以下の色をつけています。
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残念ながら慶應義塾の情報は取れませんでした。
早稲田の入学率は他の大学と比較しても結構高いです。さすが私立大学のトップだけあるのかなと思います。最難関と言われる政治経済学部が「65.0-67.4」で法学部の「67.5-69.9」より低いのは入学率に関係していそうです。政治経済学部は早稲田の中でも入学率は低いです。
早稲田の教育学部、社会科学部、文学部、人間科学部、スポーツ科学部が他の学部より低めの偏差値帯になっていますが、今の人気を表していそうです。理工学部は他の私立大学と比較してもかなり高くなっています。
上智は早稲田と比較するとそれなりに差がありそうなことが分かります。入学率が合格者の20%未満ということも影響しているでしょうか。総合人間科学部が一番高くなっているのは意外でした。(入学率は早稲田が全体で33.1%、上智は15.9%)
東京理科は早稲田理工と相当差がありますね。理科の教科数も違うので、思った以上に差がありそうです。東京理科も入学率が15%ないんですね。。。それだけ併願が多いというのが分かります。(東京理科の全体の入学率は16.9%)
MARCH(2025年度入試)

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残念ながら明治大学の情報は取れませんでした。上智と東京理科と少し差があるのが分かります。
MARCHの中では青山学院の偏差値が少し上に見えますが、入学率が他よりも高いことが一因に思えました。全体では27%の入学率となっています。
大学全体の入学率は、
青山学院27.0%
立教16.2%
中央19.2%
法政20.3%
です。入試で共通テスト利用をどれだけ利用しているかで変わっているのかなと思いました。
この中のMARCHで序列をつけると、青山学院、立教、中央、法政でしょうか。
河合塾の全統模試で偏差値55付近あるとMARCHを目指せるということですね。明治大学は青山学院より高いと思いますが。
今回使用した偏差値はあくまで合格者の平均なので、自身が有利な教科で戦いたいものです。学部によっても教科や配点が違いますもんね。
高校受験以上に戦略が必要ですね。