今回は、蛍雪時代の「合格獲得ロードマップ」について記載します。
大学受験の貴重な情報雑誌の一つに蛍雪時代があります。
月刊で色々なテーマを取り上げていることもあり、私も気になったテーマの時は確認しています。
ターゲットは高校生ですが、主要ターゲットは高3でしょう。
毎年4月号は、受験学年として大切なことが特集されているケースが多いです。
2022年4月:難関大合格者の学習計画の中身
2023年4月:この1年で決める! 合格実現プランニング
2024年4月:新課程入試 学習計画で合格をつかむ
2025年4月:受験勉強って何? 勝てる受験生の1年間
2026年4月:合格獲得ロードマップ 「いつ、何を?」を明らかに
過去5年の特集ですが、1年間をどう過ごすのかが書かれています。
今年の「2026年4月:合格獲得ロードマップ 「いつ、何を?」を明らかに」は以下の内容でした。
・受験の1年、いつ・何を・どうする?
大学合格へのロードマップ
・受験生ライフを快適に!
勉強習慣のつくり方
・時期ごとに変わる過去問活用法
・【高校生活+受験勉強】
毎月の優先課題はこれ!+「螢雪手帳」の紹介
・先輩たちの歩んだ学参ルート
「受験の1年、いつ・何を・どうする? 大学合格へのロードマップ」は、一般選抜や学校推薦型・総合選抜型のガイドと、英語・数学・国語の4月から2月の受験期までの具体的に勉強する内容が書かれています。
「英語・数学・国語の4月から2月の受験期までの具体的に勉強する内容」は具体的には下記に近いことが書かれています。(雑誌をもとに私が作成)



一つのロードマップではありますが、
・現時点の学力が人それぞれなこと
・どこを目指しているのか人それぞれなこと
・10か月程度で完成にもっていく必要があること
もあり、勉強の順番はある程度正しいと思うものの、期間含めてどこまで参考になるのか。。。は分かりません。
購入した方のほとんどは活用するには難しいと思いつつ、中にはこれを愚直に使って合格される方もいるでしょう。
そこで、「全統模試の偏差値50の生徒が蛍雪時代の計画に従って勉強し、MARCHレベル、早慶レベルに到達させるためには、何時間勉強する必要があるのか」をAIで算出してみました。どれだけ現実的なものか見ていきたいと思います。
私の意見は入れず、複数のAIで検証しながら算出したものになります。
英語
MARCH(私大一般中心)を目指すパターン

4月から毎日1.7時間を英語の勉強に費やし、夏は3.5時間です。できそうな気もするものの他の教科との兼ね合いでしょうか。
早稲田(英作文あり学部)を目指すパターン

MARCHレベルよりもかなり時間が多くなります。夏は5時間です。。。

月ごとの時間比較です。英語だけで判断できないので、次に移ります。
数学
数学は4パターン(文系MARCH、文系早慶、理系MARCH、理系早慶)です。
文系MARCHを目指すパターン

文系数学なので時間は多くはなさそうです。1.5時間ペースというところです。毎日は大変ですが。
文系早慶を目指すパターン

MARCHと比較して1日30分程度多くなりました。4月から毎日2時間できるのか。。。
理系MARCHを目指すパターン

時間だけを見ると、文系早慶と理系MARCHの時間が近いです。
理系早慶を目指すパターン

4つのパターンで一番多いのは当然として、2~3時間をコンスタントに、最後は6時間です。このクラスは理科も2つあるので、ここまで費やすことはできるのかしら。。。

理系は夏休みに集中的に学習しなさい!ということですね。数Ⅲの完成が入っているからですが。
国語
MARCH(文系)を目指すパターン

国語は英語と数学と比較すると少なめになっています。確かに国語に2時間費やすのは大変そうです。現代文はそこそこに古文、漢文が中心です。
早稲田(文系)を目指すパターン

MARCHとそこまで大きく変わらないようです。

最後に、今回は英語、数学、国語ですが、受験パターンによってどれぐらいの時間になるのか合算してみました。

国公立受験や、私立でも共通テストを受けるパターンもあるので、それぞれで英数国の勉強が必要な時間も入れましたが、これは現実的でしょうか。
これは全統模試の偏差値50からMARCH、早慶レベルという条件でAIが算出しただけなので、あくまで目安ではありますが、ここに社会や理科、国公立を視野に入れる場合は情報も入ってきます。平日も含めた時間ですので、いくら受験生と言いつつかなり大変なのが分かるのではないでしょうか。
。。。ということで、今回分かったことは、大学受験の場合は早めの開始が必要ということでしょう。少なくとも高3春時点で蛍雪時代の計画のようにはなかなかいかないよ。。。ということかと思います。個人差は相当ありますけどね。