今回は、週刊朝日に掲載されていた、「難関・有名私大 実合格者数」をもとに記載します。
もうすぐ休刊になってしまう週刊朝日に、「難関・有名私大 実合格者数」の記載がありました。
朝日新聞出版 最新刊行物:雑誌:週刊朝日:週刊朝日 2023年5月5-12日合併号
私立大学の合格者数は当たり前ですが、一人で複数学部に合格している可能性が高いので、実質何人が合格したのかが分かりにくいです。
その実合格者数を各高校にアンケートして、纏めた情報だそうです。
浪人の数は、学校でもなかなか把握するのは難しいということで、現役者に限っているようです。
この情報から一都三県の高校について纏めてみたいと思います。今回は東京都と神奈川県の高校です。
取り上げる高校は、「早稲田大学の実合格者数が卒業生徒数の5%以上」です。20人に1人以上合格している高校ですね。
よく考えると、20人に1人って結構少ないですよね。そう考えると早稲田大学に合格するのもかなり大変だということが分かります。。。
列説明です。
・「類」:国立、私立、公立
・「高」:高校から入れる学校に〇
・「卒」:卒業者数
・「早」:早稲田大学
・「割①」:早稲田大学の実合格者数/卒業者数
・「慶」:慶應義塾大学
・「割②*」:(早稲田+慶應の実合格者数)/卒業者数
・「上」:上智大学
・「理」:東京理科大学
・「割③*」:(早稲田~東京理科の実合格者数)/卒業者数
・「明」:明治大学
・「青」:青山学院大学
・「立」:立教大学
・「中」:中央大学
・「法」:法政大学
・「学」:学習院大学
・「割④*」:(早稲田~学習院の実合格者数)/卒業者数
※割②~④は実合格者数を足してもあまり意味がないのは承知の上で、目安として出しています。
※「割①」:早稲田大学の実合格者数/卒業者数 の降順で並べています。
最初に記載しておくと、実合格者数はどこまで正確なのかが分かりません。ほとんどが正確な数字だとは思いますが、合格者数と比較すると矛盾するところもあります。
ということで参考程度に見るのが良いですね。
【東京都】 ※早稲田大学の実合格者数(現役)が卒業生徒数の5%以上
(20%以上の高校)
雑誌に掲載されていた学校(アンケートを回収できた学校)のみなので全ての高校ではありません。例えば、開成とかが入っていないですね。
さすがに20%超の高校は中高一貫校が多いです。その中で、日比谷高校のトップ(この中でのトップ)は素晴らしいです。人数は違えど、桜蔭、女子学院を上回っているので。
高校から入学可能な学校としては、広尾学園、筑波大附、国立です。
あまり意味のない数字とは言え、頌栄女子のGMARCHまでの割合(割④*)が、250%超です。
(10%~20%の高校)
20%を切ってくると、高校からでも入れる学校が増えてきます。
このレベルでもそうそうたる高校が並んでいます。
都立の中では青山高校が戸山高校を超えています。高校からも入れる城北や桐朋も入っていますが、中学組が優勢なのかもしれません。
(5%~10%の高校)
顔ぶれで見ると、巣鴨高校が昔の勢いからすると少々寂しいです。
5%~10%の高校は25高校ですが、13高校が高校からも入れる学校です。
上の表は小さいので早慶の部分だけ拡大しておきます。
(20%以上の高校)
(10%~20%の高校)
(5%~10%の高校)
次は神奈川県です。
【神奈川県】 ※早稲田大学の実合格者数(現役)が卒業生徒数の5%以上
(15%以上の高校)
今回取り上げた高校でのトップが聖光学院です。なんと45%超・・・。早稲田大学をそもそも受験していない生徒もいると思うので、凄まじい率です。
神奈川県の特長として、公立が健闘しているところかなと思います。横浜翠嵐、湘南、柏陽、川和が入っています。
横浜翠嵐は、日比谷高校とライバル関係にあると思うので、もう少し頑張りたいところです。(すみません、上から目線で。。。)
(5%~15%の高校)
公立高校が結構入っています。私の出身高校も入っていて、嬉しい?!限りです。
上の表は小さいので早慶の部分だけ拡大しておきます。
(20%以上の高校)
(5%~15%の高校)
次は違う観点で続けたいと思います。