今回は、1都3県の公立トップ校からの異動、公立トップ校への異動について記載します。
昨年も同じようなことを記載しました。
公立高校の教員は定期的に学校間の異動が発生します。小学校や中学校であれば生徒の学力差は学校間でそこまでないと思われますが、高校はかなり差があるはずです。
これは私の勝手な考えですが、公立高校のトップ校と偏差値50以下の高校というのは、教科は同じでも教えている内容はかなり違うものと思われます。
生徒の特長も明らかに変わります。
そう考えると、学校が変わると、場合によっては教員にとってのインパクトはかなりのものがあるのでは?と考えています。
3月の終わりに、教員の異動が発表されていますので、1都3県の公立トップ校の異動を調べてみました。
(東京)日比谷高校、国立高校
(埼玉)県立浦和高校、大宮高校
校長や副校長(教頭)は省きました。
最初に印象を記載すると、進学校の進学実績のことを考えると、進学校の先生はあまり極端な異動はしないほうが、先生にも生徒にも良いのでは?と思うのですがどうでしょうか。
これから記載する異動を見る限り、あまりその辺は考慮されていないように感じました。(都立のトップ校は先生をそれなりに固定?!はされているようですが。)
(東京)日比谷高校
2つに分けています。上が「他の高校から日比谷高校へ異動」で、下が「日比谷高校から他の高校へ異動」です。
黄色をぬっている高校は日比谷高校と偏差値で15以上乖離している学校です。
15以上離れると。。。かなり差があるのでは?ということで、黄色で印をつけました。
中高一貫中学の場合は、偏差値の比較が難しいので偏差値を「-」としています。
日比谷高校はそんなにGAPがないですね。足立工業高校から日比谷高校へ異動される先生は、教科にもよるかもしれませんが、相当GAPを感じるのではないでしょうか。
(東京)国立高校
国立高校は、日比谷高校と比較してGAPがある先生が多いですね。
偏差値45以下の場合、種目がそもそも違う。。。という形になりそうです。
(神奈川)湘南高校
まだGAPが少なさそうな異動です。
(神奈川)横浜翠嵐高校
湘南と異なり、随分GAPがあります。
横浜翠嵐から横須賀工業へ異動される先生はどういう気持ちなんでしょうかね。。。
【千葉】県立千葉
千葉も結構GAPがありますね。
【千葉】船橋高校
船橋高校の異動数がすごく多いですね。たまたまでしょうか。
そして船橋高校へ異動される先生はGAPが大きいです。
【埼玉】県立浦和
浦和高校への異動は全てGAPのある異動です。。。
【埼玉】大宮高校
浦和高校同様、大宮高校へ異動される方はかなりGAPがあります。。。そんなものなんですね。
それにしても先生の異動は超複雑なパズルみたいな感じですが、どの様に決定されているんでしょうね。
【情報取得元】
(東京)
東京都公立学校教員の異動について(令和5年4月1日付)|東京都教育委員会ホームページ
(神奈川)
公立学校教職員の人事異動について(令和5年3月31日、4月1日付け) - 神奈川県ホームページ
(千葉)
(埼玉)
令和5年4月1日付け教育委員会人事異動 - 埼玉県教育委員会